日立製作所は2012年4月19日、メインフレームの新機種「AP8800E」(写真1)を発表した。4月20日に販売開始し、10月1日に出荷する。新機種では、事業継続性を高めるための機能や新サービスを用意したほか、製品のラインアップを増やした。月額利用料(税込み)は、AP8800Eが480万9000円から、OSのVOS3/US標準パッケージが300万9300円から。 新機種では、事業継続性を高める機能と新サービスを用意した。また、ハイエンドモデルを中心にラインアップを拡充し、電源効率を高めた。 事業継続性を高めるため、地震発生時にケーブルが引っ張られることによるケーブル破損を緩和する構造を採用。これにより、免震装置を利用できるようにした。ソフトウエア面では、オペレーションセンターを分散して設置するケースを想定し、リモート接続機能「RCUCIF」の端末台数を、従来の2台から32台に拡張した。 新