この時季、インフルエンザなどの感染症が流行しています。国立感染症研究所の1月第4週の統計によれば、インフルエンザは前週に比べて47都道府県のうち28都道府県で増加し、43都道府県で警報レベルを超える状況にあり、相変わらず猛威を振るっています。 感染症対策には、まず手洗いが重要、ということはコロナ禍の経験から浸透しましたが、手を洗えない時には「おしぼり」を使う方も多いと思います。 そこで飲食店やお弁当を買った時などについてくる紙おしぼりでは、どの程度汚れを落とすことができるのかを検証した、エフコープ生活協同組合機関運営・広報部の光安さんに伺いました。 手をきれいにするには手についているホコリやゴミ、油分などの汚れと、ウィルスや菌を落とす必要があります。 「今回は、水道水、石鹸(せっけん)、紙おしぼりの3パターンで手についている汚れの落ち方、さらに水道水、石鹸、紙おしぼりと石鹸+アルコール消毒