日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が26日、旧日本軍の慰安婦問題などをめぐる一連の発言について公表した「私の認識と見解」は、以下の通り。 橋下氏、風俗活用発言を撤回・謝罪 「見解」を公表橋下氏のこれまでの発言 ○私の拠(よ)って立つ理念と価値観について まず、私の政治家としての基本的な理念、そして一人の人間としての価値観について、お話ししたいと思います。 いわゆる「慰安婦」問題に関する私の発言をめぐってなされた一連の報道において、発言の一部が文脈から切り離され、断片のみが伝えられることによって、本来の私の理念や価値観とは正反対の人物像・政治家像が流布してしまっていることが、この上なく残念です。 私は、21世紀の人類が到達した普遍的価値、すなわち、基本的人権、自由と平等、民主主義の理念を最も重視しています。また、憲法の本質は、恣意(しい)に流れがちな国家権力を拘束する法の支配によって