根太が腐った武雄市政の実態に、唖然とする思いだ。 市内の小・中学校でタブレット端末を使った授業を展開している佐賀県武雄市(小松政市長)への情報公開請求をめぐり、事業経過を明かそうとしない同市の隠ぺい姿勢が浮き彫りとなった。 存在する文書の隠ぺいに失敗し、改めて情報開示を行うとしていた武雄市だったが、9日の再開示でも文書隠しが発覚。次から次へと対象文書の存在を暴かれた同市は、まともな対応ができない状況となっている。 (写真は武雄市役所) 終わらぬ情報開示 事の発端は、HUNTERの記者が今年2月に行った武雄市及び同市教育委員会への情報公開請求。樋渡啓祐前市長が推進した、小・中学校の児童、生徒を対象としたタブレット型端末を使った教育事業について、実施までの過程や使用されている機材の選定過程、事業開始後の状況などを確認する目的だった。請求したのはは次の5件である。 ・タブレット型端末導入までの過