令和6年度大学入学共通テストの志願者数や試験の平均点などのデータを元に分析しました。情報収集の一環として、お役立てください。 大学入学共通テスト(センター試験)出願資格別志願者数※現役志願率…高等学校等新規卒業見込者(現役生)のうち、共通テストに出願した者の割合志願者数は32年振りに50万人割れ 共通テスト4年目となる2024年度の志願者数は、昨年度から2万667人減少し、49万1914人と50万人を割り込みました。50万人を下回るのは、センター試験3年目の1992年度以来です。センター試験開始以降、一昨年度に初めて高等学校等新規卒業見込者(以下現役生)総数が100万人を割り、今年度は昨年度からさらに4万2270人減少しています。今後も少子化の影響で、長期的には志願者数は漸減していくと考えられます。ただし文部科学省の推計によれば、今年度で18歳人口は一旦下げ止まり、ここから数年は横ばいで推
お茶の水女子大の高崎美佐先生から、ご著書『就活からの学習-大学生のキャリア探索と初期キャリア形成の実証研究』をご恵投いただきました。ありがとうございます。 就活からの学習: 大学生のキャリア探索と初期キャリア形成の実証研究 作者:高崎 美佐中央経済グループパブリッシングAmazon就職氷河期以降、若年非正規や若年無業が社会問題となり、今世紀のはじめ以降、就職活動の成否がその後の人生を大きく左右するという問題意識が広がりました。それからすでに20年以上が経過する中で、就活の成否がどれほどその後のキャリアの成否につながっているのか、という観点から、現状の確認と実証的な検証に取り組んだ本ということのようです。就活の成否がキャリアのすべてではないというポジティブな展望が示されたとのことで、楽しみに勉強させていただきたいと思います。
11月25日(土) 医学部医学科受験に特有の面接試験対策について。 前回は、対策した時期の問題を書きました。 今回は、「面接試験と言っても様々ある」ということを書きます。 私は、自分自身が医学科受験を経験していないので、面接試験がどのようなものなのか?企業の採用面接と同じようなものなのか?というところから調べました。また、あくまでも学科試験の成績が優先で、倫理観等の問題のある人物をチェックする程度だという噂も聞いていました。 ところが、実際に調べたり説明会で話を聞いたりすると、様々なパターンがあることもわかりました。予備校の助言もありましたが、事前に多少の対策をしておいた方がいいということを悟りました。 まず、パターンの分け方にもいくつかのモノサシがあります。 私は、①得点化されるかどうか、②日程(面接試験日から発表までの期間)、③実施内容の3つのモノサシがあると考えていました。 今日は、
My various blog posts about moving from academia to industry have prompted a number of conversations with PhD students who are considering academic careers. The most oft-cited reason for wanting a faculty job is "academic freedom," which is typically described as "being able to work on anything you want." This is a nice theory, but I think it's important to understand the realities, especially for
シングルパパの中高ダブル受験奮戦記大学受験編 旧ブログタイトルは「シングルパパの2015年中高ダブル受験奮戦記」です。首都圏在住のシングルパパ。ごくふつーの会社員をしながら、娘2人の2015年2月中学&高校ダブル受験応援記として始めました。それぞれ某私立校を経て、長女は2018年に現役合格で上智大学へ。次女は2021年に国内大学の医学部医学科に現役合格しました。今後は中高受験と大学受験の振返りをしながら、ひとり親家庭の苦闘と受験生応援記を綴ります。 6月28日(水) 今は、国公立私立を問わず国内の大学の医学部医学科の入試は厳しいわけですが、一方で国家試験合格どころか国試受験にまで辿りつけず、進級ができずに退学してしまうケースが一定数出ます。 知人に医学部医学科のある大学関係者だった人がいるのですが、このあたりの事情を聞いたところ、いろいろなケースがあるということを知らされました。 これまで
というNBER論文をMostly Economicsが紹介している(Journal of Development Economicsのオープンアクセス版)。原題は「Top Talent, Elite Colleges, and Migration: Evidence from the Indian Institutes of Technology」で、著者はPrithwiraj Choudhury(ハーバード大)、Ina Ganguli(マサチューセッツ大学アマースト校)、Patrick Gaulé(ブリストル大)。Mostly EconomicsによるとIITや海外移住界隈のSNSでバズっているとの由。 以下はその要旨。 We study migration in the right tail of the talent distribution using a novel datase
「Where Do STEM Graduates Stem From? The Intergenerational Transmission of Comparative Skill Advantages*1」というNBER論文が上がっている(ungated版)。著者はEric A. Hanushek(スタンフォード大)、Babs Jacobs(マーストリヒト大)、Guido Schwerdt(コンスタンツ大)、Rolf van der Velden(マーストリヒト大)、Stan Vermeulen(同)、Simon Wiederhold(ハレ経済研究所*2)。 以下はその要旨。 The standard economic model of occupational choice following a basic Roy model emphasizes individual selec
先日読んだ大前研一さんのBLOGOSの記事がウソばっかりだったので、Facebook上で怒涛のツッコミをいれました。お相手が大御所だったということもあり、著名人含め多くの方がわたしの投稿を読んでくださって、100回以上シェアされています。 多くのリアクションをいただいたので、「ちゃんと記事にしよう」と思って、もう一度全力で反論、訂正します。 個人的に大前さんを叩く意図はまったくないのですが、多くの人が正しくない内容の記事を読み、信じてしまうのを防ぎたいと思います。 大前研一さんのデマ記事に反論します 出典:大前研一「入試なし。猫も杓子も大学、の逆を行くドイツ式教育」 大前研一さんが、『大前研一「入試なし。猫も杓子も大学、の逆を行くドイツ式教育」』という記事を書いていました。 記事冒頭には「本連載では大前研一さんの著作『日本の未来を考える6つの特別講義』より……解説します」、記事の最後には「
というスケジュールで一応の取り決めがなされています。 今年は10月1日が土曜日でしたので、今日を正式な内定日として内定式を行うところも多いようです。コロナ禍の行動制約が緩和していることから、内定式をオンラインではなく集合方式で行うところが増えたという話も聞きました。 首尾よく就職を決めている人にとっては区切りの時。 既に2024年就活戦線が動いている一方で、まだ就職先が決まらない2023年卒業見込み組の就活もまだ続きます。 今の趨勢としては人手不足感があるので社員を募集しているところは多々あるはずですが、学生の望む進路と募集する側のミスマッチがあるのは確かで、4月入社まで残り半年を切った今、内定式のニュースを見ると心穏やかではいられない方もいらっしゃるだろうと思います。 今は、海外大学卒業者を想定して通年採用しているところもありますが、採用活動(=採る側/企業側)が2024年就活組に対して
[Noah Smith, “The Elite Overproduction Hypothesis,” Noahpinion, August 26, 2022] 2000年代から2010年代に,アメリカは鬱憤をためた大卒者を輩出しすぎたのかも? “We’re talented and bright/ We’re lonely and uptight/ We’ve found some lovely ways/ To disappoint” — The Weakerthans ♪オレらはまぶしいほど才能にあふれながら / 孤独でピリピリしてる / オレらが見つけた最高の / 絶望の方法 ――The Weakerthans 目を見張ってしまうちょっとしたデータを見てもらおう:アメリカ国内で人文学を専攻してる大学生の割合は,2010年以降に完璧に崩壊してる. @ipeds_nces just r
このブログへようこそ。あすこまです。2018年度まで筑波大学附属駒場中高で国語(現代文)を教えてきましたが、2019年度より軽井沢風越学園の設立準備にたずさわり、2020年度以降現在までは軽井沢風越学園でスタッフとして勤務しています。 作文教育に興味があります 国語科の教員になって以来、作文教育(書くことの教育)に関心があります。特に、2008年頃にライティング・ワークショップという作文教育法に出会い、「完成した作文を添削するのではなく、書くプロセスを指導する」アプローチに魅力を感じています。このブログは、カテゴリ「作文教育」で、作文教育や書くことについての考察を中心的に書いています。また、作文以外の国語の授業については「授業・学校」というカテゴリの中で書いています。 ライティング&リーディング・ワークショップの影響を受けています アメリカに、ライティング・ワークショップとリーディング・ワ
東京大学がちょっとびっくりするくらいの超良質な教材を無料公開していたので、まとめました Python入門講座 東大のPython入門が無料公開されています。scikit-learnといった機械学習関連についても説明されています。ホントいいです Pythonプログラミング入門 東京大学 数理・情報教育研究センター: utokyo-ipp.github.io 東大のPython本も非常にオススメです Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト: アルゴリズムと情報科学の基礎を学ぶ https://amzn.to/2oSw4ws Pythonプログラミング入門 - 東京大学 数理・情報教育研究センター Google Colabで学習出来るようになっています。練習問題も豊富です https://colab.research.google.com/github/utokyo-ip
オックスフォード大学の数学・コンピューターサイエンスコースに合格しました! pic.twitter.com/aNI8NzxPBZ — 筱 (@shino_personal) August 10, 2021 このあと説明するように、オックスフォードやケンブリッジなどイギリスのトップ大学に出願するには制度上のハードルがあり、他の留学生から「日本の高校からオックスフォードに出願できるなんて知らなかった」とびっくりされることもあります。そこでこの記事では、 ・必要な高卒資格や成績 ・試験の内容・受け方 ・出願のタイムライン ・学費、日英併願等 を紹介していきます。この記事がみなさんの選択肢を広げるきっかけになれば幸いです。 私の知っていることは限られており、時間が経てば古くなりますので、詳細はぜひ自分で調べたり、専門の留学エージェントに相談してください。修正点や質問などありましたら、ぜひ本記事のコ
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