畠山澄子さんのブログテーマ、「ケンブリッジ*キャンパスライフ」の記事一覧ページです。
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理工系学生のための現代倫理学入門のこころみ (2021年2月12日 高知工科大学講義「日本人の教養」用原稿) 稲葉振一郎(明治学院大学) 1.長めの導入 文系科目――人文科学とは? 高校科目の「倫理」は大体道徳を中心とした日本思想史、東洋思想史、西洋思想史をざっと眺めたうえで、現代哲学を道徳哲学=倫理学中心に瞥見し、それにプラスして青年心理学をちょこっと、という変な構成になっている。こんな風になったのにはそれなりに理由があるのだが、それには触れない。 高校時代の地歴公民――昔の社会科というのは変な構成になっている。高校数学は大学以降の数学の準備であり、高校理科の物理・化学・生物もおおむね大学以降の物理学・化学・生物学の準備段階である。しかし高校地歴公民は? 地歴から行こう。世界史・日本史は一応大学以降の歴史学の準備になっていなくもない。しかし地理は大学の学問としての地理学への準備というわけ
レジデンシャル・エデュケーションの最前線:「学問と向き合うということ」(University of Cambridge・竹谷真帆) HLABがキーワードと考えている「レジデンシャル・エデュケーション」。それは単に寮で共同生活を営むということだけではありません。大学や寮ごとに制度や仕組みは特徴があり、独自の文化を築いています。そして寮生活を通した学生の経験や学びは多様です。そこで、今回は「レジデンシャル・エデュケーションの最前線」という連載で、海外の大学に留学している方たちに、自分たちの寮や文化づくりについて寄稿をお願いしました。 HLABでは、本場の実際の留学生活をより深く知っていただくために、動画版「留学体験記」を配信するサイト 『Living on Campus』を設立しました。留学希望の方はもちろん、海外大の学習環境や日常を覗いてみたい方はこの記事とともにご一読ください。 今回は、U
高校生・大学生向けの新書シリーズのちくまプリマー新書は自分自身好きだし学生様に読んでもらおうと思っていろいろめくっています。 このまえ、教育社会学の本田由紀先生の『「日本」ってどんな国?』をめくってみる機会があったのですが、ちくまプリマーとしてはけっこう問題があると思ったのでメモを残しておきます。 この本、日本を海外といろんな尺度で比較してその実際の姿を冷静に見よう、って本だと思うのですが、先生の結論は「日本は相当やばい国だ」ってものらしいです。まあそういう見方をすることは可能かもしれませんが、本当かなあ?というより、「やばい国だ」「だめな国だ」っていう指摘をするデータはちゃんとしているだろうか? まあ私も一応ジェンダー問題に関心があるので家族やジェンダーから見るわけですが、やっぱり世界経済フォーラムの「ジェンダー格差指数」が出てくる。「160ヵ国中120位だ!ひどい国だ!」ってやつですね
月刊「大学への数学」という雑誌には、「読者OBの受験体験記」「読者OGの受験体験記」というコーナーがあります。 昔は「OB登場・私の受験生時代」「OG登場・私の受験生時代」という名称でしたが、2015年度から変更されているようです。 内容は、「大学への数学」の読者だった人の合格体験記です。 学コンマン(学力コンテストの採点などをやっている人)や読者モニター(誌面の参考になるように入試問題を解く中学生や高校生、浪人生)の人が書くことが多いですが、それ以外の人のときもあります。 大多数は、東大、京大、東工大、一橋大、医学部に合格した体験談です。 直近では 2020年6月号-東京大学理科一類 2020年7月号-京都大学理学部 2020年8月号-京都大学医学部 2020年9月号-東京工業大学理学院 2020年10月号-東京大学文科三類 2020年11月号-順天堂大学医学部 2020年12月号-東京
---【追記:2022-04-01】--- 「基礎線形代数講座」のPDFファイルをこの記事から直接閲覧、ダウンロードできるようにしました。記事内後半の「公開先」に追記してあります。 --- 【追記ここまで】--- みなさん、はじめまして。技術本部 開発技術部のYです。 ひさびさの技術ブログ記事ですが、タイトルからお察しの通り、今回は数学のお話です。 #数学かよ って思った方、ごめんなさい(苦笑) 数学の勉強会 弊社では昨年、有志による隔週での数学の勉強会を行いました。ご多分に漏れず、コロナ禍の影響で会議室に集合しての勉強会は中断、再開の目処も立たず諸々の事情により残念ながら中止となり、用意した資料の配布および各自の自学ということになりました。 勉強会の内容は、高校数学の超駆け足での復習から始めて、主に大学初年度で学ぶ線形代数の基礎の学び直し 、および応用としての3次元回転の表現の基礎の理解
シングルパパの中高ダブル受験奮戦記大学受験編 旧ブログタイトルは「シングルパパの2015年中高ダブル受験奮戦記」です。首都圏在住のシングルパパ。ごくふつーの会社員をしながら、娘2人の2015年2月中学&高校ダブル受験応援記として始めました。それぞれ某私立校を経て、長女は2018年に現役合格で上智大学へ。次女は2021年に国内大学の医学部医学科に現役合格しました。今後は中高受験と大学受験の振返りをしながら、ひとり親家庭の苦闘と受験生応援記を綴ります。 9月22日(水) 景色が秋色に染まり始めましたが、受験シーズンも深まりを実感する時期になりました。 1浪したメイの同級生も、2度目の共通テストの出願準備を始めたようです。 ここから先、季節は一気に受験本番へ流れて行きます。 今ごろの時期は、受験生は悩みが深まります。 夏休み明けの模試結果が返ってきますので、嫌でも志望校の合格判定を気にします。
一時帰国していた約2ヶ月間の日本での生活が終わりいよいよウェールズに戻る日が来ました。家族や沢山の友人と過ごし、サッカーの指導もできてとても充実した一時帰国になりました。 やっぱり日本を離れるのは寂しいですが、日本でしっかりとエネルギーをチャージできたのでまた頑張りたいと思います。 日本に帰国する前に荷物は友人の家に置いてきたので今回はスーツケースが1つとリュックが1つという身軽な装備でした。それでも枕やマットレスなどを詰めたのでパンパンです。 自分はシンガポール航空を予約。23時羽田発のシンガポール経由でヒースロー空港行きにしました。イギリスではコロナの水際対策として他国をGreen、Amber、Redで分けていて日本はAmberに分類されています。シンガポールはイギリスの入国条件がGreen Listに入っているので安心して経由で使えます。詳しくは下記をご覧下さい。 当日に羽田空港でP
2021年9月1日よりロンドンのKing's College Londonに交換留学に来ています。忘れないうちに、色々書き留めておこうと思います。 渡航前準備(準備とか手続きとか)何をするにも、コロナの影響が避けられない昨今ですが、2021年9月1日現在、イギリスの渡航には ・渡航72時間前以降のPCR検査の受検 ・渡航後Day2, Day8のPCR検査 ・10日間の隔離(ホテルでなくてもOK) ・Passenger Locator Formの入力(隔離場所の情報など) が必要です。オプションでDay5にもPCR検査を予約すると、Day5の検査での陰性が確認された時点で隔離を終了することができます。 現在も、イギリスは外務省の感染症危険情報レベル3が発令されており、本来なら大学からの派遣はできないのですが、6月末に「9ヶ月以上の渡航の場合、例外的に渡航を認める可能性がある」との通知があり、
毎年恒例のサンデー毎日の海外名門大合格実績が2021年7月25日発売の「サンデー毎日」に掲載されています。 記事によれば、コロナ禍で自宅でオンライン授業を受ける留学が一般的になったにも関わらず、高校生の海外大学志向は止まらないようです。授業がすべて英語の国際バカロレア(IB)認定校が公立を含め国内に設置されたことや、帰国子女やネィティブ教員が学内にいることで、海外大学進学情報が入手しやすくなっていることも一因となっているようです。 「サンデー毎日ではスーパーグローバルハイスクール(SGH)や国際バカロレア認定校などを対象に、各校へのアンケート回答を実施し、回答のあった87の進学校の海外大合格者数を掲載。海外の大学は「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)世界大学ランキング上位200校の大学名が記載されています。 一覧表は「サンデー毎日」の記事をご覧いただければと思いますが、その記事
2021年6月12日(土)。 僅か2分で満席になった説明会。たんたんと説明が進む雰囲気に、個性を感じました。 ネットに出ている各種情報と同じで、①小学校時代に英語をやる必要は無い、②合格後に直ちに通塾する必要は無い、というご説明でした。僕もそう思います。「必要は無い」ですね。「必要は無い」のだが。 尚、今回驚いたのは、 ①サピックス代々木ホールのトイレットペーパーが「代々木ゼミナール」特製だったこと。 ②代々木駅を降りたら、ちらしを配っている方から、「桜蔭説明会ですか?」と聞かれて、[xx]と[xx]のちらしを渡されたことです。特徴的なのは、個別指導が主体のちらしであること。結局、皆さん相当な努力をされていらっしゃるのでしょうね。 ==== (1)日時:2021年6月12日(土)10:30-11:40 (2)場所:サピックス代々木ホール (3)出席者:保護者約100名(父親と母親の比率50
この記事は、慶應義塾・社会学研究科の開講科目「社会心理学特論 I :心理学方法論の新展開」での課題活動と、ReproducibiliTea Tokyo の活動の一環として、まとめられたものです。ReproducibiliTea は、信頼できる科学を目指す、国際的な草の根ジャーナルクラブ活動で、Tokyo は文字通り、その東京バージョンです。各記事の対象論文の選定ならびに記事内容には、執筆者を含む参加メンバー全員の意見が反映されています。記事についてのご質問・ご意見等は、repteatokyo@gmail.com までお送りください。 本記事は,Smithersらによる “A systematic review and meta-analysis of effects of early life non-cognitive skills on academic”とCredéらによる”Much
こんにちは、Choimirai School のサンミンです。 【主要なアップデート】 (2020.10.20)「英語で学ぶ、ジュニア」を宣伝欄に追加 (2020.10.19)講義内容をまとめるツールとしてRoam Researchを紹介 (2020.10.18)2021年春学期の募集は、11月15日から (2020.08.04)Sultanaさんの記事を追加 0 はじめに2015年から毎年春と秋シーズンに日本の高校生に提供しているオンライン授業が、「Stanford e-Japan」です。 これは素晴らしい👏!講座はユニクロの柳井正財団のサポートを受け、毎年春と秋シーズンに開講(👉https://t.co/n4Q7oNUaoW)。先生は@Stanfordの教授をはじめ、各分野の最前線で活躍されている実務者など幅広い専門家達。参加生徒は課題提出と最終論文を提出することでプログラムの修
皆さんこんにちは!米国のシカゴにあるノースウェスタン大学で、医学情報学の博士課程(Ph.D.)2年目に在籍中のデニス サヤと申します。2017年に東大農学部を卒業し、米国で2年半の勤務経験を経て現在の博士課程に進学しました。現在は、Yuan Luo教授の研究室で、機械学習の医学への応用を研究しています。また、米国大学院学生会という、日本出身の現役海外大学院留学生また留学経験者の有志の団体に昨年より関わらせていただいており、今年から代表を務めさせていただいています。 米国大学院学生会(以下「学生会」)は2010年、海外大学院への学位留学を志す日本人学生を支援する目的で設立されました。設立当時は、日本から海外大学院へ進学という進路がかなり稀であり、選択肢として現役日本人学生にこの選択肢をより広く知ってほしいというミッションのもと活動していましたが、海外大学院進学が進路として少しずつ普及してきた
こんにちは、大学 1 年生になったばかりの E869120 です。 私は競技プログラミングが趣味で、AtCoder や日本情報オリンピックなどに出場しています。ちなみに、2021 年 4 月 7 日現在、AtCoder では赤(レッドコーダー)です。 本記事では、アルゴリズムの学習や競技プログラミングで使える数学的な部分を総整理し、それらについて解説したいと思います。前編・中編では数学的知識、後編(2021/4/26 公開予定)では数学的考察の側面から書いていきます。 【シリーズ】 アルゴリズム・AtCoder のための数学【前編:数学的知識編①】 ← 本記事 アルゴリズム・AtCoder のための数学【中編:数学的知識編②】 アルゴリズム・AtCoder のための数学【後編:数学的考察編】 1. はじめに 21 世紀も中盤に入り、情報化社会(いわゆる「IT 化」)が急激に進行していく中、
このお仕事をしているとお客様のリクエストにより調査、それにより勉強させられることが、改めてたくさんあります。 このイートン校もその一つ。 以前リクエストがあったものの、4年間一般公開ツアーは閉鎖していて館内は入ることができなかった。 今回、5月5日金曜午後2時、お客様のリクエストにより、イートン校4年振り再開の記念すべき第1回のツアーに参加してきました。 事前に丸1日かけて、歴史とその背景を勉強。その時に知った情報によると、2011年、イスラム原理主義者であるテログループ、アルカイダの暗殺された上層部メンバーの胸ポケットに入っていた、攻撃するターゲット一覧のリストの中に、なんとこのイートン校が入っていたそうです。 今まで19人の英国の首相を輩出した学校として、それくらい重要な学校でもあるこの学校の壁の裏は、一体どんな世界が広がっているのでしょう。 昔、古いけれど池田理代子か萩尾望都かの漫画
開成高校は日本で最も東京大学の合格者数が多い進学校として知られており、現在39年連続で首位とのことです。受験用語でいわゆる「(関東)御三家」とされる高校の一つであり、男子校としては日本トップクラスの学力レベルです。 そんな開成高校ですが、2011年にOBである柳沢幸雄氏が校長に就任し、海外進学にも力を入れるようになりました(2020年に退任されています)。 結論いきなり結論を書いてしまいます。 開成高校の海外大学進学者が静かに、しかし確実に増加しています。 開成高校は、生徒の進路を公式ホームページで公表しています(進学先の内訳はHPを御覧ください)。 米国のいわゆるアイビー・リーグや、英国ではキングス・カレッジ・ロンドン、ケンブリッジ大学といった有名大学への進学者もいらっしゃいます。 実は「東大・京大 合格者ランキング」といった週刊誌記事の見出しだけでは見えてこないのですが、2013年から
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