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民俗学に関するharuna3colorsのブックマーク (2)

  • 『妖怪談義 (講談社学術文庫)』(柳田國男)の感想(39レビュー) - ブクログ

    柳田國男が見つめるのはいつも、日のそこかしこに残る、文字にならない人々の意識の痕跡である。それはときどき不思議なかたちをしている。例えば妖怪とか。そして現代に残ることばをよすがに、世の移り変わりにつれて、妖怪がその姿を変えていく様子を再現しようとする。柳田國男の生きた時代にしてすでにその痕跡は幽かなものになっていて、残念ながら全体像が結ばれることはない。それでも「妖怪談義」は古き日の在り方を彷彿とさせる思いがけない発見に満ちている。 「われわれの畏怖というものの、最も原始的な形はどんなものだったろうか。何がいかなる経路を通って複雑なる人間の誤りや戯れと結合することになったでしょうか。」

    『妖怪談義 (講談社学術文庫)』(柳田國男)の感想(39レビュー) - ブクログ
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    haruna3colors 2012/09/02
    【本棚登録】『妖怪談義 (講談社学術文庫 135)』柳田 國男
  • 『図説 金枝篇(上) (講談社学術文庫 2047)』(ジェームズ.ジョージ・フレーザー)の感想(12レビュー) - ブクログ

    J.G.フレイザーの大著『金枝篇』のダイジェスト版の邦訳。1994年に東京書籍から出た同名の文庫版でもあり、上巻では『金枝篇』第一巻”The Magic Art and the Evolution of Kings (Part 1)”から第四巻”The Dying God”までの内容を収めている。 著は『金枝篇』の内容をコンパクトに纏めたものであり、フレイザーの学説とそれを裏付ける類例に絞って記述されている。その為フレイザーの学説を手っ取り早く知りたい方、『金枝篇』の大まかな内容を知りたい方には打って付けなものと言える(特にこの上巻では、「共感呪術」や「王殺し」などフレイザーの学説において中心となる概念が解説されている)。 ただ(これは『金枝篇』そのものの問題でもあるのだが)、フレイザーが紹介する資料の信憑性に難がある。p188での日の天皇の記述のように、引用元の段階で間違っている情

    『図説 金枝篇(上) (講談社学術文庫 2047)』(ジェームズ.ジョージ・フレーザー)の感想(12レビュー) - ブクログ
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    haruna3colors 2012/09/02
    【本棚登録】『図説 金枝篇(上) (講談社学術文庫)』ジェームズ.ジョージ・フレーザー
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