「ぐっちーさん」という人のブログがある。正しくは「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」というブログだ。たしか2006年くらいから僕は読んでいると思うが、サブプライム問題を07年ごろから指摘しており、一気に名を上げて有名になった。 こと金融については勉強になる。 そのブログでキリンとサントリーの統合問題に言及している。 非上場企業のリスクについての言及もちょっと疑問なのだけど、気になるのは「利益率の低さ」が経営課題で、その理由が「広告宣伝費」と断言しているくだりだ。 しかも、「バドワイザーもハイネケンもハリウッドスターは使わない」のに「日本では電通のためにやっているのではないか」という、"お話"になる。 ハッキリ言うと、こうした意見が「革新的」だと思っているのなら大間違いだと思う。 たしかに、欧米のビール会社や飲料メーカーは有名俳優を使わないかもしれない