1つの出来事に対して、男性(のんちゃん編)、女性(リツコ編)両者の切り口で話を展開していきます。だから、1つの出来事があったら、2話を使って描いていくんです。 『木更津キャッツアイ』の表・裏みたいな感じですね。例えば、喧嘩の話だと、「男はこう思ってる中、女はこう考えてたんだ」みたいな、アンジャッシュのコントっぽい進み方が非常に楽しい作品。 で、なぜこの名作をブログで紹介してこなかったかというと、普段扱っているテーマとあまりにもかけ離れているからです。普段扱っている「仕事」「生き方」「Webサービス」「WiFi」とかとは違いますもんね。恋愛系って。 しかも、この手のテーマって、こっぱずかしくて書けなかったんですよね。自分がそのテーマ語っても気持ち悪いしな、っていうもありましたし。だから、この点で伊坂幸太郎さんに激しく共感するんですよね。 伊坂さんの考えに共感する次第伊坂さんが『アイネクライネ