海外の紛争地域などで活動している50歳の写真家が、覚醒剤を隠し持っていたとして逮捕されました。使用についても認めているということで、警視庁が入手ルートなどを調べています。 警視庁によりますと釣崎容疑者は先月、ふだん生活している東京・世田谷区のアパートで覚醒剤およそ1グラムを所持していたとして、覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。 覚醒剤を持っているという情報を元に室内を捜索したところ、靴の中に隠してあるのが見つかったということです。 釣崎容疑者は中南米や東南アジアの紛争地域などで活動し、本や写真集を出版しています。 警視庁によりますと、調べに対して容疑を認め「中南米で麻薬組織を取材をしている時に使い始めた。頭がさえる感じがして帰国後も使用していた」などと供述しているということです。 警視庁は覚醒剤の使用の疑いでも調べるとともに、入手ルートなどについて捜査しています。