美味しい店に当たってよかったなって気持ちを合算したものと,最悪な店に当たって嫌な気持ちになる気持ちを合算したものだと,多分前者の方が大きい。そういう意味では各種ご飯屋さんwebサービスは私にとっては有益である。表面上では。最近,といってもここ数年,安くてうまくて汚い店にはまっている。月に一度美味しい(客単価1万円くらい)の店に行く試みふいに途絶えて久しいのと,飲みに行く友人たちと共にハマった店があって,そこに通っているせいだ。また,よく昼食を採っていた安くて普通で汚い食堂で夜一人酒をすることも覚えた。だから,気軽さだけが売りの,電子レンジが主力の調理器具のような店に行くことはない。その傾向はこの一年で加速していると言えるだろう。京都や大阪の安くて美味しい店をまだまだ開拓したいし,来年以降はお江戸のお店を開拓したい。よく知らないなりに,上野や押上や神田が好きであると自覚している。 さて,先日