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ブックマーク / kakuyomu.jp (10)

  • 『ファンキー竹取物語』(原作:『竹取物語』) - 【書籍化決定🎋✨】ファンキー竹取物語(あをにまる) - カクヨム

    ガチの昔。竹取の翁(おきな)といふ陽キャありけり。 野山に混じりて竹をバチクソ取りつつ、メルカリとかで売りけり。 ある日、スーパー玉出ばりに光るヤベェ竹なむ一筋ありける。 翁、パネェと思ひて中を見るに、タピオカ並みの小人ぴえんしてゐたり。マジ卍。 もはや草超えて竹生える。 バイブスあげぽよの翁言ふやう、 「山でエンカウントしつる竹、ガチ臨界反応状態。写メ撮りてSNSにアプれば、バズりぬべし。さればワンチャン持ち帰らむ」 とて、ドルチェ&ガッパーナの籠に入れ、家へと持ち帰りたり。 の嫗(おうな)、うち喜びて、秒でインスタへ上げつ。 然らば、バズりける事この上なし。 この姫養ふほどに、はや三月ほどで美しきJKへ育ちぬ。 翁調子乗りて、YouTubeアカウント開設せり。 チャンネル名をば「なよ竹のかぐや姫」とノリで決めつ。 嫗、SNOWで姫の顔面盛りて、動画上げつれば、忽(たちま)ちチャンネル

    『ファンキー竹取物語』(原作:『竹取物語』) - 【書籍化決定🎋✨】ファンキー竹取物語(あをにまる) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2021/08/21
    “住まい何処なりや?会ふべし?齢よわい幾つぞ?今暇?会はず?さてもLINEしたるや?さてもLINEしたるや?”
  • 突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話 - 突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話(ななおくちゃん) - カクヨム

    「そ、そんな馬鹿な……」 梅田議員は青ざめた顔で鏡を見つめていた。 2019年、日でとある怪現象が起きた。二十歳以上の男性の半数が突然、妊娠・出産できる身体になったのだ。 原因不明のこの怪現象に、政府や医療機関は対応に追われた。女性はもちろん、自分たちの子供を作れることになって喜ぶ同性カップルの姿や、結婚はしたくないけれど自分の遺伝子を持つ子供は欲しい男性、子供を産む苦労をに担わせたくない男性など、この状況を素直に受け入れる国民もいた。 この件について与党議員である梅田は「三人以上は産んでほしいですな!」と叫び、子を生み育てるハードルが高い日の現状を無視した発言に非難が集中することになる。 この怪現象にはとある特徴があった。孕むことができるようになった男達は皆、身体の一部に『やればできる』という言葉が消えないアザとなって浮かび上がるのだ。 その部位とは背中、肩、足、胸元と人それぞれで

    突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話 - 突然妊娠できる身体になった男性議員が子供三人を産まされる話(ななおくちゃん) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2019/06/01
    スピード感がすごい
  • 第7話 歓迎会 - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム

    「いやー、おつかれさん!2人とも飲めや。タカハシの歓迎会だ。今日はおめえら役に立ったよ」 サイトウはガッハッハと笑いながらビールを飲んで唐揚げをっている。 おれたち3人は気まずい空気の中、詰め所まで帰ってきた。実際、仕事の最中に口喧嘩をしたのは悪かったと思っている。どうやってこの場を取り繕ったものかと考えたが、サイトウに対してそういう心配は無用だったようだ。詰め所でビールを一杯飲み終えたら機嫌を直したようだ。 「もしかしてあのキレてたの、演技だったんですか?しんじらんなーい」 「おいおい、おれがそんなに器用にみえっか?あんときゃあマジで怒ってたよ。バットでとはいかないけどふたりとも殴ってやろうと思ってたよ。おめえらと違っておれの古巣は暴力がまかり通ってたからな」 おそろしい。おれの会社も労働環境は最悪だと思っていたが、さすがに暴力はなかった。これが昭和か。 「しかしほんと今日はおめえらの

    第7話 歓迎会 - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2018/12/15
    一章が終わった……
  • 第6話 神学論争は突然に - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム

    スコーーーン サイトウが振ったは気持ちの良い音を響かせてVLOOKUPをすっ飛ばした。サイトウが小さく「ブイルックアップ」とつぶやき、関数を実行した。 「サイトウさん!危ないじゃないですか!!」 バットを目の前で振られたイノウエが抗議する 「うるせえ、助けてやった礼もないのか。だいたいVLOOKUPごときに負けてどうする」 「えー、だって私、INDEX/MATCH派なんですよー」 信じられない。VLOOKUPのほうが書きやすいだろ。 「VLOOKUPって全然つかえないじゃないですか。引数に何列目か書くのダサすぎませんか?検索列が左にないといけないのも最悪ですよ。それでいておまけに重たいし。あんなの使ってるうちは初心者って感じですよね〜」 おれは我慢できなくなって口を出した 「いやいやいやいや、その言い方はおかしいでしょ。たしかに検索キーが左にないといけないのは不便だけど、あの機能は検索する

    第6話 神学論争は突然に - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2018/12/14
  • 第5話 蠢く関数たち - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム

    「ひやああああ、さわらないでええええええ!!!!」 ヘルプで呼ばれた部屋、というかシートはおそろしくも少しだけエロい状態だった。大量の手の形をした関数が人差し指と中指を足にして動き回っている。完全にハンドだ。そしてハンドたちはExcelタイツを着たメガネの女性を取り囲んでいる。 「な、なんですかアレは?」 「紹介しよう。我が家の執事、ハンドだ」 「あれって執事なんでしたっけ?いや、そんなことより早く助けないと…」 「え?違うの?執事じゃねえの?アダムス家の子供の世話とかいろいろやってなかったっけ」 「ぼくも正確にはわかんないけど、執事はフランケンシュタインみたいなやつじゃなかったでしたっけ?ところで助けないと…」 「あ、そっか。よく見てんなお前、わけえのに偉いよ」 サイトウは結構余裕そうだ。 「はやくたすけてぇええええええええええ!!!!!」 「イノウエ、うるせえよ。VLOOKUPぐらいで

    第5話 蠢く関数たち - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2018/12/11
    笑ってしまった "「すいません、タカハシと申します。初対面で失礼いたしますが、VLOOKUP取らせていただきます」"
  • 第3話 初案件、というか初クエスト - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム

    クエストの場所までは例の緑のロゴが描かれた軽自動車でグレーのトンネルをとおってやってきた。サイトウの運転で5分程度だった。このトンネルが何なのかと聞いたら「おれもよくわかんねえが、たぶん光ファイバーとかそういうやつだ」ってサイトウは言っていた。 トンネル脇に非常ドアみたいなものが並んでおり、おれとサイトウはそのうちひとつに入った。 畳ぐらいの大きさの長方形のタイル、というかセルが無限に並んでいる部屋だった。おいおいマジでこれSpreadsheetじゃねえか。 「ここがお前の初現場、といってもいつも研修に使ってる現場だ。緊張するこたあねえよ」 「クエスト?現場?どっちが正式名称なんですか?」 「おっとすまねえ、クエストが正式名称だ。現場っていうのは古巣のクセでな。お前みたいに広告屋出身のやつはよく案件って言ってるよ」 なるほど、workerたちは死んでも仕事が忘れられない社畜の集まりらしい。

    第3話 初案件、というか初クエスト - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2018/12/09
    かっこいい “サイトウはボールに近づき、手をのせ、腰を落とし、叫んだ。 「スゥァァアアアアアアアムッッ!!!!!!!!!!」 ”
  • 第2話 - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム

    不条理にも程がある!そんな悲しいことがあっていいのか!つらい!つらすぎる! 裁量労働制という残業代がつかないシステムを知ったあの日の絶望も、終電を逃してタクシー代を自腹で払って家に帰ったあの日の虚しさも、この不条理とは比べようがない! 「GoogleSpreadsheetsは燃え尽きたExcel職人の魂で動いているんだ」 おっさんはおれにその悲しすぎる事実を告げた。 たしかにおれは燃え尽きたのかも知れない。しかし燃え尽きてなおSpreadsheetsの中で生かされ、働かされるのか。 おっさんだってそうだ。飄々とふるまっているが、前職、いや前世ではおれと同じように理不尽に耐え、残業に耐え、生きて、そして絶望して死んだのだろう。しかしいまこうやって2人でExcelカラーのへんなタイツを着て、Excel風のタイル貼りの部屋で顔を合わせている。悲しい!あまりにも悲しい! なにが"Don't be

    第2話 - 転生したらSpreadsheetだった件(ミネムラコーヒー) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2018/12/03
    2話きてたーーー
  • 第1話 サバンナ地方 - 吾輩はサーバルである(黒骨みどり) - カクヨム

    吾輩(わがはい)はサーバルである。名前はまだない。 どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。サバンナ地方からやってきたサーバルということだけは諳(そら)んじることができる。なんでもサンドスターというもののせいで時々我々のような種族が生まれるという。我々というのは四足(よつあし)で地を駆け翼で飛翔し海を自在に泳ぐ類(たぐい)の記憶を持ちながら、両(りょう)の足で直立し指のある手を使って饅頭(まんじゅう)をべて生きている種族のことで、フレンズと自称しているが河馬に聞いたので間違いはない。 木の上で微睡(まどろ)んでいた時のことである。私は初めて奇妙な種族を見た。両の耳はあるが天邊(てんぺん)を向いた耳がない。かといって羽があるわけでも鱗を持つわけでもない。その後色んなフレンズにもだいぶ会ったがこの様な片輪(かたわ)には一度も出くわしたことがない。のみならず大きな鞄(かばん)を背負っている。己が何

    第1話 サバンナ地方 - 吾輩はサーバルである(黒骨みどり) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2017/02/20
    めちゃめちゃ良い
  • シン・デレラ(OjohmbonX) - カクヨム

    漫画にするなら絵柄は北斗の拳みたいな感じかなあと思いました。 しかし大筋はシンデレラです。大体シンデレラです。 体育会系語録が出るたびに「何言ってんのかわっかんねーよww」と思いながら読みました。 でも地の文が丁寧で程よく緻密なので、全然気にせず最後まで読めてしまいました。 丁寧な体育会系描写のごり押し、すごく好きです。 ロマンスより笑いを求める方はぜひ!

    シン・デレラ(OjohmbonX) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2016/09/21
    冒頭から声だして笑った
  • あるアニメ製作スタジオの終焉について(高栖匡躬) - カクヨム

    日頃は、作のご愛顧をいただまして、誠にありがとうございます。 日、作に関係される方より、作の内容についてよい印象をお受けになられていない旨のご指摘を頂戴しました。 関わられた方々への敬意をもって書いていたつもりでしたが、配慮の足りなさを深く反省するとともに、ノンフィクションというものの難しさを実感しております。 まずはここに、ご不快な思いをなされた御関係者様に、お詫びを申し上げたく存じます。 いつの日か不備の無い形で、皆様に御高覧いただける日が来ますよう、研鑽いたす所存ですが、まずはここに一旦の休載をご報告させていただきます。 ここまでのご愛読、感謝いたします。 ありがとうございました。 また、いつの日か。

    あるアニメ製作スタジオの終焉について(高栖匡躬) - カクヨム
    hase0831
    hase0831 2016/03/23
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