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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (16)

  • おいしいものを作って食べる - ohnosakiko’s blog

    昨年末、夫が赴任先の新潟から送ってくれた村上の塩引き鮭を輪切りにして冷凍しておいたのを、この正月に一人暮らしの母のところにも持っていった。だいぶ経ってから母と電話で喋っている時、その鮭をどうやってべたかという話になった。 「最後の一切れは鮭御飯にしたの。出汁昆布入れてちょっとだけお酒振ってお米炊いてね、炊きたてのところに焼いた鮭の身をほぐしたのをフワーッと混ぜて、お茶碗によそって針生姜をちょんと乗せて揉み海苔をパラパラッとかけてべた。まあおいしかったこと! 高級料亭に負けない味だったわねー」。 そりゃ良かった。母の喋るのを聞いていたら、なんだかお腹がすいてきた。 「あのさ、こないだ持っていった、貰い物のフリーズドライの鯛のお吸い物、どうだった? やっぱりいまいち?」 「そのままお吸い物で頂くのはあんまり気が進まなかったもんでねえ、おじやにしてみたの。お湯に溶かしたところに冷や御飯入れて

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    hase0831 2015/01/29
    涙でてきた
  • 岡田斗司夫と「おじさん×若い女」のあるある感 - ohnosakiko’s blog

    頭の悪そうなタイトルしか思い浮かばない自分の頭の悪さが恨めしい。今回も自分のブコメの長い補足として。 岡田斗司夫、流出キス写真は物 過去の驚愕「80股!」も告白 :J-CASTニュース ohnosakiko 男女 「80股」って言ったのはこの「スキャンダル」をトンデモ方向の笑いに包んでこれ以上「醜聞」ぽくしたくないという元オタキングの大衆心理操作()じゃないかと睨んでる。だとしたらなんか考えることがカワイイと思った http://b.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20150112#bookmark-238825254 最初「偽物」だと言っておいて証拠が出たら認めるところがみっともないという声が多いが、多分人もそれは自覚していて、その空気を思い切り斜め上方向に持っていって「この人、一般人の常識じゃ測れないわ」という苦笑と諦めを引き出すために、「80股」と言っているような

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    hase0831 2015/01/14
    全般的に同意だ
  • 「50過ぎたら楽になるわよ」の真実 - ohnosakiko’s blog

    40歳前後の頃、50代の女性に「50過ぎたら楽になるわよ」と言われたことがある。 彼女たちは私が持っていた一般人対象の美術系講座の生徒さんで、当時53〜54歳くらい。皆さんとても明るく楽しそうでエネルギッシュで、「私より全然元気だな〜」といつも感心していた。 50過ぎたら楽になる。それを聞いた時、私は思わず「ほんとに?」と真顔でいついたのを覚えている。その人は笑って「たぶんね」と言い、「ある時憑き物が落ちたみたいに、スーッと軽くなるの。ね?」ともう一人に同意を求め、隣の人は「先生くらいの年齢は一番大変なのよ。でもそこを抜けたら楽だから」と言った。そうなんですか。 確かに、その頃の私はいろいろとしんどかった。眼に見える更年期障害はまだなかったが、精神的には不安定。その中心にあったのは、加齢恐怖だ。 その頃、同世代の同性の友人と会えば、 「最近ちょっとヤバいんだ」 「うん。私もちょっともう、

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    hase0831 2014/09/03
    楽になりたい
  • 高学歴女子が新・専業主婦を目指す時代 - ohnosakiko’s blog

    かつて斎藤美奈子は『モダンガール論』の中でこう言った。「女の子には出世の道が二つある。立派な職業人になることと、立派な家庭人になること。職業的な達成(労働市場で自分を高く売ること)と家庭的な幸福(結婚市場で自分を高く売ること)は、女性の場合、どっちも「出世」なのである」。 「立派な職業人」とは古い言葉で言えばキャリアウーマン、「立派な家庭人」とはここでは、上昇婚で果たされるゆとりある専業主婦を指す。このが出たのは2000年。今でもこの命題は有効なのだろうか。 少なくとも高学歴女子に関しては、まず何をおいても「立派な職業人」になり「職業的達成」を果たすのが生きる道だという認識が持たれてきた。高い学歴の中で身につけた専門知識と技術を武器にキャリアアップし、結婚しても仕事をやめず家事・子育ては夫と完全分担。実現できるのはごく一部の人だとしても、結婚を志向する高学歴女子の目指すべき「理想」のライ

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    hase0831 2014/03/07
  • 路地の奥、記憶の底、そして「青春の残滓」 - ohnosakiko’s blog

    10代の終わりから20代前半にかけての5年間、東京に住んでいた。5年のうち4年半くらいが池袋。パルコがDCブランド展開で賑い、西武美術館が刺激的な展覧会を連発し、改装前の文芸坐があって、サンシャイン60が出来た頃。その昔、青江三奈の『池袋の夜』で歌われたイメージが払拭されようとしている時期だった。 名古屋に帰ってきてからもう30年余りになる。最初のうちは知人友人のも含めて展覧会を観に(たまに自分がやりに)、毎月のように上京していたが今では年に数回行くくらいになった。池袋にはほとんど用事がなく、自分の住んでいたあたりになると32年間まったく足を向けていない。 ある時ふと、昔住んでいた街に行ってみたくなった。グーグルマップは見ないで、実際に歩きながら変貌を確かめたいと思った。 池袋東口を出て明治通り沿いに歩いていき、商店街の道を折れる。平屋の個人商店や民家が並び、ところどころ緑があったこの通り

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    hase0831 2014/01/12
  • 「偉い男」ほど厄介なことになる - ohnosakiko’s blog

    父が入居している有料老人ホームの、介護士の人に聞いた話である。 「施設に入って認知症が急速に進むのは、女性より男性です。その中でも多いのが、会社の社長さんとか学校の先生。社会的には「偉い立場」で、ずっとこれまで自分が指図する側で来た人ですね。それが、環境が変わって人から看てもらうようになった時、気持ち的に自分の立場を受け入れられなくて、おかしくなってしまう」。 そうでしょうとも‥‥と、父を見ていて思った。 社長さんはどうなのか知らないが、教師は現在、大昔に言われたような「偉い人」ではない。「先生」が「先生」というだけで一応尊敬の眼差しで見られた時代は、とうに過ぎ去った。でも今、老人ホームにいる人は「先生がまだ偉かった時代」を生きてきた人である。89歳の父はまさにその典型だろう。 高校教師を長年勤め、頭のてっぺんから足の先までガチガチの先生気質だった父。家族の上にも父親兼教師として君臨してき

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    hase0831 2013/11/24
  • 好きなアーティスト、嫌いなアーティスト - ohnosakiko’s blog

    前の記事のUst発言起こしの部分で持ち出されている「美大生の好きなアーティスト、嫌いなアーティスト」というのを、自分の講義(名古屋芸術大学での「ジェンダー入門」)を受けている学生対象でやってみた。 講義題に入る前に、出席票の裏に書いてもらう。1. 書くのは強制ではない、2. 美術周辺のアーティスト限定、3. 集計してブログで紹介するかもしれない、ということを伝えてある。 133人のうち7割方がデザイン科の学生で、また1年生が7割くらいを占める。*1回答したのは70人。 集計したが「得票数1票」が非常に多いので、見た目にわかりやすくするため、日人(戦後生まれのアーティスト(画家、美術家として紹介されている人)/戦前生まれのアーティスト/イラストレーター/マンガ家、アニメ作家/デザイナー)、外国人(同じ)の順に並べた。※はそれらに分類できない人。 なかなかカオスです。 ●好きなアーティスト

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    hase0831 2013/10/13
  • 奈良美智とラッセンについてのUstream発言起こし - ohnosakiko’s blog

    有名なアーティストが反応したことでまた「ラッセン」が賑わって‥‥と思ったらニュースになっていた。 「ラッセンとファンが同じ」 奈良美智が関係者発言に怒りまくる:j-CASTニュース 「ラッセン」で検索して上位に出てきた記事を適当に繋ぎ合わせたような内容。*1 これがTwitterでやたら広まっていたが、今度はその記事についての「考察」記事が出た。 奈良美智氏「ラッセン大嫌い」事件を考察してみる(ふじい りょう) - 個人 - Yahoo!ニュース 内容は既にTwitterで多くの人が書いているようなことで新味はなく、この件についての何が「考察」されているのかわからなかった。おそらくこのライターの人は、ラッセンはもちろん元のUstreamも聞いていないのではないかという気がした。聞いていたら「ここで奈良氏の名前が出てくるのはあまりに唐突で、「??」となるのが正直な感想になる」とは書かないと

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    hase0831 2013/10/10
  • 自意識のセーフティネットを破って - ohnosakiko’s blog

    Midas  絵画とは「この私には世界はどう見えているか」を他人に知らせ共有するもの。そもそも「こんな私を見て!」の人が上手くなるわけがない(才能以前の問題)。 2013/02/25 http://b.hatena.ne.jp/Midas/20130225#bookmark-134087494 その通りだと思うのですが、なんとなく「どこにも居場所がなく、美術方面に流れてくる若者」像を思い出したので、少し長いですが拙書から引用してみます(文中の「私のことをわかって」の前提にあるのが「こんな私を見て!」)。 最初にそうした若者を見たのは、二十年ほど前、美大予備校で働いていた頃でした。「他に何もできないけど絵が三度の飯より好き」「美術だけは人に負けない」というよくいるタイプではなく、「何もできない中で美術がまだ一番マシかなと思っている」タイプ。大学に入れなければ就職するしかなく、それはどうしても

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    hase0831 2013/02/27
  • 退屈で倒錯した話 - 「森美術館・会田誠展への抗議」問題についての雑感 - ohnosakiko’s blog

    (↓多数のブクマの内容も興味深いので、関連記事のエントリーページを貼っておきます) はてなブックマーク - 森美術館問題|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - 森美術館への団体抗議文|ポルノ被害と性暴力を考える会 はてなブックマーク - PAPSが森美術館「会田誠 天才でごめんなさい」展に抗議 - Togetter はてなブックマーク - 会田誠さんと「ポルノ被害と性暴力を考える会」について はてなブックマーク - 『会田誠 天才でごめんなさい』展への抗議関連の議論 - Togetter 上記以外でもいろいろな論点が出てきているので、ここではなるべくそれらと違うことを書きたいと思うが、重なるかもしれない(この記事はどちらかの立場を支持することを表明するものではありません *1 )。 会田誠個展にはまだ行っていないけれども、「問題」となっている一連の作品は10年以上前にアート

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    hase0831 2013/01/30
  • 変な顔なのに、美しい - 剛力彩芽の造形美 - ohnosakiko’s blog

    剛力彩芽、その顔が天才だ! - 逆襲のブロガー 続・剛力天才論 - 逆襲のブロガー 剛力彩芽について熱く語っているid:yoghurtさんに、二番目の記事でブコメを取り上げて頂いたので、私もちょっと語ってみたくなった。 普段あまりテレビを見ない私が剛力彩芽を最初に認識したのは、スーパーの中に掲示されていた小さな広告の写真(森永乳業か山崎パンか忘れた)。「ちょっと変わった顔? でも好きなタイプ」と思った。それ以降、雑誌やテレビに登場するのを意識して観察するようになった。メディアにものすごく露出が多いのを知ったのは実は最近。(一部で?)「ブス」だと言われているのも最近知った。 ブスはあんまりだ。でもファニーフェイスと言えば近いと思う。喩えが古過ぎるが、目の小さいあっさり顔なところが若い頃のシャーリー・マクレーンっぽい。正統派の美人ではないマクレーンはよくファニーフェイスと言われていた。 「出過

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    hase0831 2013/01/18
  • 消費者でもクリエイターでもなくプロでもアマでもなく - ohnosakiko’s blog

    ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった – Togetter 素人が増えただけで仕事を失うプロなんて、淘汰されるしかあるまい – シロクマの屑籠 ネットによって文章を書くようになった人たちに淘汰されるプロの怨念 – Togetter 「ネットによって文章を書くようになった人たちは消費者でもなくクリエイターでもなかった」に対する考え - AnonymousDiary 淘汰されるプロのその後を誰も考えない件 - LUNATIC PROPHET 淘汰されるプロ?仕事してないプロなんてプロじゃねーよ - novtan別館 ネットで書き手が増えたこと、プロとアマチュアあたりの話題が盛り上がっていた。それぞれの記事のブックマークコメントも興味深い。 私も「ネットによって文章を書くようになった人たち」に含まれる。ブログを書き始めたのは2004年中頃、45歳の時

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    hase0831 2012/09/20
  • 言い張れば通るという感覚  - ohnosakiko’s blog

    大学の講義関係で出くわした例について今までも何回か書いたが、今回はこの10年で一番驚いたケースについて。*1 ある時、単位認定レポートの中にネット上にある映画の感想文からの剽窃を数件発見し、不可にして成績表を提出した。証拠としてそれぞれのアドレスも添付。 成績発表日、教務から電話がかかってきた。剽窃で不可になったうちの一人が、自分のレポートのコピー(必ずコピーを取っておくように言ってある)を持って「自分はやってない」と言いに来たという。レポートの半分以上を剽窃したテキストで埋め、ところどころ語尾を変えたり単語を入れ替えたり言い回しを変えたりしていた学生である。無駄な小細工のせいで、却って日語が不自然になっているところが幾つかあるが、9割方同じだった。やってないなんてことはあり得ない。『七人の侍』と『荒野の七人』くらいあり得ない。いやそんないいものではない。 教務の人曰く、「提出して頂いた

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    hase0831 2012/03/07
    「ネットからコピペしてきた文章をちょちょっと変えたレベルでいいんで」って激安でライティング依頼してこようとする人がいる世の中も変わらないとダメよね
  • 「どや」と紳助は言った。 - ohnosakiko’s blog

    「どや、俺の引退記者会見。100点満点やったろ。解説したるわ。まずは相手に恩義があったということの強調や。恩義のある人だから無下にはできんかった。人として当たり前のことやないか。俺、「人として」「心」「感謝」各2回言ったわ、前半で。これ視聴者の気持ちをつかむ豆知識な。紳助、義理人情に厚いなと世間は思うやろ。ヤクザとつきおうとるのが悪い言われることは知ってんねん。だからバレんよう気ィつけてやってきたんやから。ほんまにどっから漏れたんかな。ま、俺の足引っ張りたい奴はぎょうさんおるから、それは今はおいとこ。でな、最初に「正直に話します」言うたからって、「内心はバレたらヤバいと思ってました」とか素直に言うてみ、「ヤバいと思ってやっとったんか!」て大バッシングに決まっとる。そやから「悪いと思ってなかった」で通さないかんねん。自分で悪いと思てることはせん紳助、義理人情に厚くて芸能界の「ルール」に疎い不

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    hase0831 2011/08/24
  • 男性のオウチ進出 - 『喜婚男と避婚男』を読む - ohnosakiko’s blog

    喜婚男と避婚男 (新潮新書) 作者: ツノダ姉妹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/05メディア: 単行購入: 6人 クリック: 124回この商品を含むブログ (7件) を見る オビの文句は「愛を叫ぶか、愛を避けるか。バブル世代のマーケッター姉妹が「男×オウチ」の時代の世相を読み解く。」。 ああまた60年代生まれの女性ライターによる当世男子結婚談義か、この世代の女って「今時の男」について語るのが好きだよねぇ、深澤真紀氏(草男子)といい、牛窪恵氏(お嬢マン)といい、白河桃子氏(婚活)といい、澁谷知美氏(童貞)といい‥‥と思いつつ、ジェンダー入門の授業のネタにはなるかと読んでみたら、意外と面白かった。 「女の時代」ともてはやされた80年代以降、バブルの追い風もあって「女性の社会進出」は進み、消費の中心にいるのは女性で何かと「女の生き方」が語られた。女性のライフプランの選択肢は増え

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    hase0831 2011/05/20
    読んでみたい
  • 「スピリチュアル!」だったからどうだというの?あるいはよしもとばなな最強伝説(y_arimさんへのお返事に代えて) - ohnosakiko’s blog

    id:y_arimさんの一連の記事「【ばなな居酒屋問題?】『人生の旅をゆく』を読んでみた【勝手なことぬかすな!】」(前編、中編、後編)にブコメをつけたら御人からidコールでお返事を頂いたのだが、メタブコメで言いきれなかったのでエントリを立てることにした。 ブコメのやりとりをしているのは、前編の記事について。記事の中程には「いったいいつの出来事なのかというのがまったく気にされず、かつ、まさに今このときの問題であるかのように扱われていること、そういう風に扱ってしまえる、おそらく来の読者でもねェ連中の無造作な手つき、そういったものがおれにはとても気色悪く感じられるということが言いたい。」とある。 y_arimさん人のブコメ みんなこれ、無意識のうちにごく最近のことと思っていたんじゃね? 何年も前の話だぞ? というはなし。 私のブコメ 3、4年前のことだったとわかって、印象がガラリと変わるタ

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