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ブックマーク / keiichirohirano.hatenablog.com (7)

  • 「決壊」、終わりませんでした。。。 - 平野啓一郎 公式ブログ

    残り5章分を一気に書き上げて、堂々の完結!というのを目指して、年末年始とがんばっていたのですが、結局、3章半しかかけず、最終回は、三月売りの四月号に持ち越しになりました。 3月号は、2章分のみの掲載です。 というわけで、楽しみにしてくださっていた方、あと二号分、おつきあいください。 全然関係ない話ですが、このところの世界同時株安、凄まじいですね。 「ダーンッ!」と音が聞こえてきそうな連日の株価の下がりっぷりで、アメリカン・グローバリゼーションという「語義矛盾」的状況が、爆発しながら崩落しているような印象です。 長期的に見て、BRICsを中心とした新興国の発展によって、アメリカン・グローバリゼーションからマルチ・グローバリゼーションへと世界が移行してゆくことを肯定的に夢想していた人は、その前のイニシエーションの苛烈さに呆気にとられてるでしょうね。 一頃の物語批判じゃないですけど、デカップリン

    「決壊」、終わりませんでした。。。 - 平野啓一郎 公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2008/01/22
    アメリカン・グローバリゼーションだから世界同時株安なんでないの
  • 「水戸黄門」 - 平野啓一郎 公式ブログ

    今日、夕方テレビをつけると、「水戸黄門」の再放送が流れてたんですが、例の「この紋所が目に入らぬか!?」の場面、アレ、実際にあの場にいたら、視力が1.5くらいないと、小さすぎて見えないでしょうね。「え、何?」みたいな。テレビだとそこだけアップになるので、よく見えますけど、老齢で眼鏡もかけてない悪代官とか越後屋さんとかは、まずムリでしょう。 まぁ、そもそも、それ以前というか、その気になれば幾らでもツッコミどころがあるようなあんな時代劇にツッコミ入れてもしょうがないですけど、子供の頃から、もう何十回見たかしれない場面なのに、なぜかふと、今日になってそのことに気がつきました。 ほんとのほんとにどうでもいいことですが。

    「水戸黄門」 - 平野啓一郎 公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2007/07/18
    あの場面はその立ち振る舞いが重要なわけで印籠は供え物なのだというどうでもいいコメントを
  • フランス大統領選挙 - 平野啓一郎 公式ブログ

    とうとう、ニコラ・サルコジがフランス大統領になりましたね。 決選投票になった時点で、極右のル・ペン支持者がロワイヤルに投票するはずがないし、結果は見えていたようなものですが、勝ってしまうと、「あー、サルコジ、ついに大統領かぁ。……」という感じです。 僕は2003年に一年間パリにいたのですが、とにかく、この人をテレビで見ない日はないんじゃないかというくらい、良くも悪くも注目の的で、主張が明確で実行力があり、メディア戦略にたけ、演説を初めとして自己プロデュースが非常に上手く、どんなときでも自信満々で、まぁ、賛否両論真っ二つでしたが、「否」の側が危機感を持つほど、政治家としてはデキる雰囲気の男でした。その印象が、彼の掲げる新自由主義的な主張と妙にマッチしてたんですね。むしろ、マッチしすぎて、「力のあるものは上に上がれ」というよりも、「力のないものは落ちぶれろ」と言っているかのような、ネガティヴな

    フランス大統領選挙 - 平野啓一郎 公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2007/05/08
    今までそれでやって来れた強引な政治力の方が驚き。それもついに限界と。
  • 小説は常に『あなたが、いなかった、あなた』? - 平野啓一郎 公式ブログ

    前回のエントリーは、映画を見終わった勢いで書いただけに、読み返すと、色々と不備もありますけど、堅い内容の割に反響もあって、うれしかったです。トラックバックやブックマークを通じてのコメントも興味深いものが多かったので、そちらを未読の方は、是非あわせてお読みください。 巧みに生きるか、善く生きるかは、確かに常に二項対立的という訳ではないと思いますし、両立できれば言うことなしですが、日常の何気ない行為の中でも、両者がどうしても対立してしまう機会はやっぱりあると思います。僕が今回、特にそれを意識したのは、単純に、体制に逆らうことなく巧みに生きていくことと、それに逆らってでも善く生きるということとが、先鋭的に対立していた旧東ドイツを舞台とした映画を観たせいですが。 映画を観るときにもそうですが、を読むときにも、その作品の背景(「善き人のためのソナタ」の場合、冷戦下の旧東ドイツ)を重視して、そうした

    小説は常に『あなたが、いなかった、あなた』? - 平野啓一郎 公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2007/01/26
    想定読者ということでumedaのエントリーが連動?>そうした状況下であったからこそ、登場人物たちはこのように考え、行動するのだとする見方
  • 巧みに生きるか、善く生きるか、…… 平野啓一郎公式ブログ

    公開時の宣伝用に何かコメントをもらえないかと、『善き人のためのソナタ』という映画のDVDが配給会社から送られてきて、週末に観たのですが、これが当にいい作品でした。 詳しくはこちらをどうぞ。 http://www.yokihito.com/ 内容は深刻ですが、がんばって見なきゃいけないという感じがなくて、色々なことを考えているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。その意味でも、見せる技術が高い映画だなと感心しました。 この映画のテーマは、僕なりにザックリと解釈すれば、「人は巧みに生きるべきか、それとも、善く生きるべきか」ということです。これは、決して冷戦時代の旧東ドイツに限ったことではなく、現代の僕たちにもそのまま当てはまる非常に大きな問題だと思います。 個人的に、この問題について意識的に考えるようになったのは、今月末発売の『あなたが、いなかった、あなた』に収録されている「『フェカン

    巧みに生きるか、善く生きるか、…… 平野啓一郎公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2007/01/23
    漫画でもアクションでも利口になれよ頭を使えと言う時は巧みに生きろと言ってきたわけだし永遠のテーマ
  • トホホなメール - 平野啓一郎 公式ブログ

    最近、ジャンクメールが多くて、ウンザリしています。 そろそろアドレスも替え時かなとは思うのですが、新しいアドレスをどの程度の範囲の人にまで告知するか、結構悩みますね。もう何年も連絡を取ってない人もいますし。 それを考えるのが面倒くさくって、ずっと先延ばしにしているのですが。 それにしても、いつも不思議なんですけど、こういうメール(↓)に反応するアホが当にいるんですかね? 千通送信したとして、どのくらい、アクセスがあるんでしょう? あまりにバカバカしいから、どんな内容か見てみたくなる、というのを狙ってるんでしょうか。因みに件名は、「10万円用意したので、今日の夜会えませんか?」です(笑)。 「今日なら夫が帰宅しないのでずっと時間は平気です。 まだ子供もいないのでプロポーションは昔のままです。 でも、やっぱり秘密厳守で会ってもらいたいので、口止め料として10万用意しました。 会ってくれたら先

    トホホなメール - 平野啓一郎 公式ブログ
    hasenka
    hasenka 2006/12/13
    その時のgmail
  • 平野啓一郎公式ブログ - 「普通においしい」

    意外に思われるかも知れませんが、僕は「日語の乱れ」と言われるような話が好きではありません。 「どうぞ、いただかれてください」のように、謙譲語と尊敬語とがヘンにゴチャゴチャになっていると気になりますが、俗語や流行語に過剰反応するのはバカげていると思います。 一頃、「チョベリバ」みたいなギャル語が話題になったときにも、あれで日語が壊滅的な打撃を受けているかのようなナイーヴな反応をする人がいましたが、ああいう局所的な口語の流行はいつの時代にもあるわけで、今ではそれを遣っていた当のギャルたちでさえ、誰も「チョベリバ」などとは言わないように、放っておけばそのうち廃れるものです。その中で、言葉としてしっくりくるようなものがあるならば、それはそのまま、日語として定着していくのでしょう。 その意味では、たとえば、「なにげに」という言葉は、僕は定着するんじゃないかという気がしています。単なる予感ですが

    平野啓一郎公式ブログ - 「普通においしい」
    hasenka
    hasenka 2006/12/13
    この辺は笑いとの兼ね合いもあるような。ちょっと変な言い方が面白い。それを頑に否定するのも昔からあった事で、すべて世は事もなし
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