ブックマーク / wirelesswire.jp (44)

  • 知性とは何か AlphaGoの初戦で感じたこと

    知性とは何か AlphaGoの初戦で感じたこと Daisy, Daisy! Planted one day... AlphaGo sings a requiem for humanity 2016.03.10 Updated by Ryo Shimizu on March 10, 2016, 07:38 am JST AlphaGoが人類最強の棋士と目されるイ・セドル9段を初戦で下しました。 このことは、囲碁関係者に大きな衝撃を与えています。 反対にAI関係者にとっては、残念ながら想像通りの結果になったと言えます。 AI関係者は、Googleがあそこまで断言するということは当然勝算あってのことだと考える人が多かったように思えます。仮に今回負け越したとしても、善戦すれば、数ヶ月のうちにさらに棋力を増し、いずれは打ち負かすだろうというのが大方の予想でした。 AlphaGoが一度でも人類のトップ

    知性とは何か AlphaGoの初戦で感じたこと
  • プログラマーだけがやっている効率的な仕事のやり方

    プログラマーだけがやっている効率的な仕事のやり方 Only Programmers knows the way to optimize working 2015.08.26 Updated by Ryo Shimizu on August 26, 2015, 17:10 pm JST 先日上梓した拙書「最速の仕事術はプログラマーが知っている」がありがたいことに大変評判なようで、発売4日後に増刷が決まるなど売れ行きが好調のようです。 もともとこんな刺激的なタイトルのを書いていいのか、という悩みもあったのですが、編集の方の強い熱意と最初のミーティングの段階で完璧に近いところまで揃えられた目次と企画書を見て、「これは時間を割いてでも書いてみたい」と思い、引き受けることにしました。 実際に世に出ても、「やっぱりこれは書きすぎなんじゃないか」「刺激が強すぎるんじゃないか」と危惧していたのですが、A

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    hasetaq
    hasetaq 2015/08/27
  • ラストスタンド

    ラストスタンド Last Stand 2015.08.24 Updated by yomoyomo on August 24, 2015, 16:29 pm JST 少し前に翻訳家、評論家の大森望さんの「1995年、最強個人メディアの誕生」という文章が話題になりました。この文章自体は、朝日新聞デジタルの20周年記念特集の一環として書かれたものですが、日におけるインターネット利用の格化から今年で20年と言うこともできます。 ワタシは大森望さんの著書では『特盛! SF翻訳講座』が大好きで、折に触れ何度も何度も読み返しているのですが(現在は『新編 SF翻訳講座』として文庫化されている)、章の合間のインターミッションとして収録されている「私的翻訳環境変遷史」が、大森さんがパソコン通信、Mac、そして WWW にはまり、のめりこんでいくドキュメントになっており、今読んでも楽しいです。 大森さんが

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  • 思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ

    思想としてのインターネットとネット原住民のたそがれ Twilight of the digital natives and thoughts on the future Internet 2015.07.14 Updated by yomoyomo on July 14, 2015, 13:41 pm JST 少し前に、人気ポッドキャストの Rebuild で、伊藤直也さんが川上量生氏の『鈴木さんにも分かるネットの未来』を紹介しているくだりが面白かったので、長くなりますが文字起こししてみます。 例えば電子書籍の話も、僕らはすぐそうやって、Kindle になってねーから、ふざけんなって思うじゃないですか。テクノロジーの進化を止めやがって、みたいな。だけど、このに書かれているのは、そうやって電子書籍が広まっていくのはいいんだけど、そうなると書籍ビジネスって基的に今の構造のままだとシュリンク

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  • ショートカットキーはマウスより遅い - WirelessWire News

    CTRL+Xでカット、CTRL+Vでペースト。 ショートカットキーの使い方を覚えると、パソコンの達人になったような気分になりますよね。 しかし、実際にはショートカットキーを使用すると、マウスでメニューから「編集」「ペースト」を選ぶよりも平均2秒も遅いのです。 「そんなバカな」 と思いますよね。 しかし、これはTogことブルース・トグナッツィーニがAppleMacintoshの開発を担当した際に行った膨大な実験の結果、解ったことなのだそうです。 これはTogのWebページでも詳しく紹介されています。 しかし2秒とはとても信じられません。 むしろ逆のようにさえ感じます。 しかしTogの主張によれば、我々ユーザはショートカットキーを選ぶのに2秒かかっているものの、ショートカットにたどり着くまでの時間を喪失している、つまりプチ記憶喪失状態になっているというのです。 こんな不思議な話が、慶應

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  • あまりに卑劣な「小学四年生なりすまし」事件に思う - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今回の衆議院解散選挙に関して 「どうして解散するんですか」 という疑問を小学四年生が呈するため、Webサイトを立ち上げた、と話題になりました。 それが上のスクリーンショットにあるようなサイトです ( URL)。 ところがこれが嘘だとすぐにバレてしまいました。 みればわかりますが、誰が見ても小学生が作れるようなサイトとはとても思えなかったからです。 しかも、 「why-kaisan.com 」というドメインまで取得し、 twitterにも自称「小学四年生」が登場して色々な人の疑問や質問に答える形式です。 主張したかったことの是非は稿のテーマではないので良いとして、私が許せないと思ったのは、あまりに人を馬鹿にした、卑劣かつ杜撰な手法だったということです。 わざとらしい黒板、そして真ん中に表示されている数字ですが、これはいかにも「このサイトに賛同しています」という人たちのアクセスカウント

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  • 「ウェブ動画の埋め込み自体は著作権法違反にあたらず」 - 欧州司法裁が判断 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    欧州司法裁判所(The Court of Justice of the European Union)が先ごろ、オンラインでの動画埋込みに関し、元の動画を公開した行為が著作権法に違反しているとしても、埋め込み自体は著作権法違反にあたらないとする判断を下した。オンライン上の著作権違反問題をめぐって今後重要な判例となるとの見方があがっている。 この話題を伝えたTorrent Freakによると、この判断はドイツの法廷の要請に基づいて欧州司法裁判所が下したもの。元となったドイツの裁判では、ベストウォーター・インターナショナル(BestWater International)という企業が競合企業の代理店で働く2人の男性を著作権侵害の疑いで提訴していた。 この問題がこじれた原因は、訴えられた2人が自らのウェブページに埋め込んだ元の動画ーーベストウォーター製品の宣伝ビデオが、同社の許可無くYouTub

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  • 邪悪なものが勝利する世界において - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    しかし、心を鎮めて考えれば、誰にでも分かることだが、私たちを傷つけ、損なう「邪悪なもの」のほとんどには、ひとかけらの教化的な要素も、懲戒的な要素もない。それらは、何の必然性もなく私たちを訪れ、まるで冗談のように、何の目的もなく、ただ私たちを傷つけ、損なうためだけに私たちを傷つけ、損なうのである。 少し前に知り合いの女性と久方ぶりに夕をともにする機会がありました。事の後に出向いたバーで彼女は、以前自身が体験したネット上の嫌がらせの話をしてくれました。 嫌がらせをしかけてきたのは同業の女性だったのですが、その人とは仕事上も私生活でもほとんど直接の接点はありません。そんな相手からどうして嫌がらせを受けないといけないのか。例えば、仕事でひどい目にあわせたとか、恋人を奪ったといった過去があるならともかく、面識自体ないような相手なのに。 理由があるとすれば、その女性にとっての晴れの場において、意

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  • 自動化は我々をバカにする? ニコラス・カーの新刊が再び突く現代人の不安 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今回は、前々回、前回と文章を紹介させてもらったニコラス・カーの出たばかりの新刊『The Glass Cage: Automation and Us』を取り上げたいと思います。 このは、カーの前作『The Shallows』(邦訳『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』)の続編というか対になると言えます。前作が、The Atlantic に掲載され大きな論議を呼んだ Is Google Making Us Stupid?(Googleは我々をバカにする?)を発展させた内容だったように、作もやはり The Atlantic に掲載された The Great Forgetting(大いなる忘却)を起点としており、やはり前作と同じくぶちあげたテーゼを最新の脳科学や神経心理学などの研究データで裏づけしていく形のになります。 前作は、インターネットはを熟読し深い思索を行

  • 退職と失恋 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    サイバーエージェントの藤田社長が競合に社員を引き抜かれたことで社員を激怒した、という談話を日経に掲載していて、それがネットで話題になっていました。 私は個人的には藤田社長を存じませんが、今回の対応は経営者として同情すべき点はあるものの、非常にまずい言動ではなかったかと思います。 ただし、気持ちは当によく解ります。 私自身もそうですが、私の周囲の経営者も、大なり小なり、同じようなことを感じることがあるのではないかと思うのです。 私は経営者がパーティの席で退職する社員を名指しで叱責したり激怒したりする場面にも何度か遭遇したことがあります。 私個人は、こうした振る舞いは経営者としてみっともないと思っています。 ただ、気持ちは解ります。 というのも、これはどう格好のいい理由で取り繕ったとしても、要するに退職希望者が出るというのは「経営者が見限られたから」でしかないのです。 そういう態度を表明さ

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  • 宝塚歌劇団100周年に見る経営の本質 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    宝塚歌劇団が今年で創立100周年を迎えたとのことで、周囲が盛り上がっているので気分転換に見に行くことにししました。 ひとつの事業を100年続けるというのはそう容易く出来ることではありません。 一人の経営者として当にそれは凄いことだと思います。 日経の推計によると宝塚歌劇団の売上は300億円、利益は30億円に登るとそうです。 親会社は阪急HDであり、経営者としての私は、自然にどのような人物がこの宝塚を作ったのかということに興味が湧きました。 特に今やっている公演は平日の夜にも関わらず満席でチケットがとれないくらいの盛況ぶりで、しかもその殆どが女性。女性といっても、とても若い女性から、とてもお年を召した方まで様々です。 さらに、入り待ち、出待ちで大行列ができています。 これほどの人気を誇る宝塚とは、一体なんなのでしょうか? 宝塚歌劇団は、1914年に創立された日発の未婚女性のみによるレ

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  • 人民は弱し プラットフォームは強し - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    今年の夏は休みもなく仕事でヨレヨレに近い状態なので、今回は軽めにさせてもらいますが、まずニコラス・カー(Nicholas Carr)の The platform is the conversation という文章を紹介したいと思います。 この文章は、「インターネットができる前、人々の座り方や話し合い方に当に影響があった最後のテクノロジーはテーブルだ」というクレイ・シャーキーが2003年に行った講演からの引用で始まります。もちろんこれはジョークなのですが、テーブルをソーシャルネットワーキングのテクノロジーと考えた場合に重要なのは、テーブルには何の思惑も意図もないことだ、とニコラス・カーは真面目なんだかふざけてるんだか分からない感じで話を続けます。 確かにテーブルが何か口を挟むことはないですし、何の意図も持たないでしょう(よほど形状に特徴がなければ)。テーブルは飽くまで中立の存在であり、話し

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  • 個人ブログ回帰と「大きなインターネット」への忌避感、もしくは、まだTwitterで消耗してるの? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    個人ブログ回帰と「大きなインターネット」への忌避感、もしくは、まだTwitterで消耗してるの? 2014.09.17 前回の最後に次回予告めいたことを書いたのですが、こういうときに限ってその通りにいかないもので、その後取り上げたい別の話題に出くわしたため、予告した文章はこの次に回すことにします。しかし、(ちょっとややこしいですが)今回の文章は内容的に前回とつながっています。 今回まず取り上げるのは、スコット・ローゼンバーグ(Scott Rosenberg)の「"Bloggy to the core" indeed」で、そこで話題になるのはズバリ、個人のブログの復活の兆しです。 今になってブログの復活!? と言われるかもしれません。このエントリの冒頭に掲げられた GIF 画像は、モンティ・パイソンの映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』で、エリック・アイドルが死体を集めて回

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  • ビッグデータの不都合な真実 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    もはや旧聞に属しますが、6月21日に「The Data Journalism Handbook」翻訳&勉強の会が開催されました。 これは元々2011年にロンドンで開かれたオープンソース系のイベントにおいて Open Knowledge Foundation などが音頭をとり、気鋭のジャーナリストたちが加わったワークショップの成果をもとにして2012年に刊行された『The Data Journalism Handbook』を翻訳しようというものです。 これはこのがウェブ上で全文公開されており、クリエイティブコモンズの CC BY-SA 3.0 ライセンスの元で自由に利用できるからこそ可能なのですが、翻訳プロジェクト自体は2013年には立ち上がっていたものの、長らく停滞状態でした。もっともワタシ自身いくつか翻訳を手がけているわけで他人事のように書いてはいけないのですが、ともかく今回の翻訳&勉

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  • Facebookと「信頼」とモルモット - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    先日、2010年に注目されたスタートアップのトップ50はその後どうなったか? という記事が目に留まりました。四年前といえば、ウェブの世界ではそれなりの時間になりますが、トッププレイヤーが一変するほどでもないところが微妙で、実際挙げられているスタートアップも、サービス停止したところ、ピボットを経て別のサービスになったところ、買収されたところ、そしてもちろん独立独歩を維持するところなど様々です。 偶然でしょうが、『ツイッター創業物語』の読者には冷徹で傲岸な投資家としておなじみ、フレッド・ウィルソンの先月末のブログ投稿も、2010年はじめに彼が作成した「成功するウェブアプリの10の黄金則(The 10 Golden Principles for Successful Web Apps)」というスライドの話から始まります。 ウィルソンがこのとき挙げていた10個の黄金則は以下の通りです。これが上記の

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  • 暗く、苦々しく、悲しい話にこそワタシは惹かれる - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    おそらくここをご覧になっている方の結構な割合の人が読了済であろうニック・ビルトン『ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り』を遅ればせながらワタシもようやく読み終えました。 原書刊行時にちょろちょろっと読んでいたので、どういうかは分かっていたつもりですが、それでもムチャクチャ面白いでした。だけどそれにしてもひどい......と多くの人と同じ感想を持ちました。アメリカテレビドラマ化の話があるというのも納得できる、ドラマ性のあるでした。 ワタシが書のことを面白く思うのは、やはりワタシ自身が Twitter をおよそ7年前からソーシャルネットワークの主戦場としてずっと使ってきたところが大きいでしょう。7年という年月は決して短くありません。書に書かれる話のひとつひとつが、個人的な思い出に結びついて記憶によみがえりました。そして、Twitter の変化(UI にはじまり CEO

  • ドワンゴと角川の経営統合はなぜ実現したか - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    先日、ドワンゴと角川の経営統合のニュースが、かなり大きく取り扱われました。 私自身はドワンゴにも角川にも縁があるため、もともといずれこうなるだろうとは思っていましたが、川上会長がグループの会長になり、佐藤辰男さんが社長という、逆転人事にも見える厚遇には少し驚きました。 この動き自体は世間は大きく驚いたのかもしれませんが、私の立場からみると、歴史的にこの二つの会社はいわばもともと兄弟、または親戚のようなものでした。 川上さんもプログラマー経験のある経営者ですから、連載の主旨とはやや離れますが、なぜこの二つの会社の経営統合が実現に至ったか、当事者を身近に知る人間の目で振り返ってみたいと思います。 なお、以下、来は敬称を付けて呼ぶべき間柄の方々もまじっておりますが、敬称は省略させていただきます。 もともと、角川書店は、1945年に国文学者の角川源義(げんよし)により創業されました。 その後

  • 男だけの世界──Oculus Riftは性差別的か? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    SNS 研究、特に10代の若者のソーシャルネットワーク利用に関する研究の第一人者であるダナ・ボイド(danah boyd)の新刊『It's Complicated: The Social Lives of Networked Teens』のことは半年以上前から注目していたのですが、刊行に際して公式サイトに書籍をまるごと PDF ファイルで、クリエイティブ・コモンズの「表示―非営利―継承」ライセンスで公開したのには驚き(つつも、これ幸いとダウンロードし)ました。 ティーンエイジャーのネット利用にまつわる神話の実態を解説し、彼らを取り巻くリスクを過大視する大人たちを諌める穏当さをもったであり、ゴールデンウィークには感想を原稿にしようかとのんびり読んでいたのですが、平和博氏が『It's Complicated』の概要を紹介する「「デジタルネイティブ」は幻想だとダナ・ボイドはいう」というエントリ

  • 早すぎたHyperCardの上昇と下降、そしてモバイルから来たカードの群 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    先週は World Wide Web が誕生して25年というのが話題になりましたが、今回はその話ではなく、2年前に誕生25周年を迎えている HyperCard というソフトウェアについて書きたいと思います。 HyperCard は、初代 Macintosh の開発者の一人にして、かのドナルド・クヌースに「この世で書かれた最高のプログラム」と言わしめた MacPaint の作者であるビル・アトキンソンが作り上げたマルチメディアオーサリングソフトウェアです。 HyperCard は内蔵する HyperTalk というスクリプト言語を利用することで、カードを積み重ねる形で簡単にアプリケーション(スタックと呼ばれた)を作ることができました。名作アドベンチャーゲーム『MYSY』も最初は HyperCard を使って制作されたことが知られています。当初 Macintosh に標準添付されたこともあり、

    早すぎたHyperCardの上昇と下降、そしてモバイルから来たカードの群 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)
  • IoTとメイカーとロボットとウェアラブルの交点となるオライリーのSolidカンファレンス - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

    オライリーメディアというと、コンピュータ関連の書籍出版社の老舗ですが、創業者のティム・オライリーが今からおよそ10年前に「Web 2.0」という言葉をぶちあげたあたりから、IT 業界のビジョナリーとしてカンファレンスビジネスにも力を入れるようになります。 ただカンファレンスのアーカイブページを見ると、「○○ 2.0」系のカンファレンスは2011年を最後に終わっており、昨年には「出版 × IT」の最新動向をテーマとする Tools of Change for Publishing(TOC)も終わりを迎えており、現在手がけるカンファレンスは、オープンソースをテーマとするもっとも歴史が長い OSCON、ビッグデータをテーマとする Strata、ウェブのパフォーマンスと運用をテーマとする Velocity あたりに集約されており、一時期の勢いはありません。 しかし、オライリーとしても新しい弾を用意