イラクに米兵200人増派=IS掃討加速へ首相と合意-米国防長官 18日、イラクの首都バグダッドに到着したカーター米国防長官(手前左) 【バグダッド時事】カーター米国防長官は18日、イラクの首都バグダッドでアバディ首相と会談し、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討加速に向け、特殊部隊員を中心に米兵約200人をイラクに増派することで合意した。これに伴い、米政府はイラクに常駐する米兵の人数の上限を3870人から約4100人に引き上げる。 増派には、北部の要衝モスル攻略のため、イラク政府軍への支援を強化する狙いがある。米軍は政府軍に助言する米兵を、従来の師団に加え、より下位の旅団や大隊の司令部にも派遣。戦闘指揮に直接関わる助言をし、空爆をめぐる政府軍との調整を緊密化する。ただ、米兵の派遣先はより前線に近づき、危険は増すことになる。 長官は会談後、バグダッドの空港で行った米兵との対話集会で、IS
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