2012年は(も?)テレビ業界にとっては厳しい一年だったように思います。視聴率の下落傾向には歯止めをかけられていないし、テレビ視聴時間数も減少しています。とりわけ2010年から2011年の視聴時間の減少は大きく、この流れを2012年も断ち切ることができていないでしょう。 (参照:12・31【テレビの今と未来は?何をするべきか?…今年を振り返って考える①】氏家夏彦 | あやとりブログ(βⅡ)) それでもその影響力の大きさとリーチ力からメディアの王様であると云えるのですが、現状のままでは将来その座をウェブ発のメディアに取って代わられることになるでしょう。 そうした危機感はテレビ業界の中の人にも持たれていて、2012年はウェブやソーシャルメディアと連動させてテレビの楽しみかたや、作られ方に新しい風を吹き込もうという試みが多くなされました。 大きな流れで分類すると、 1)スマホやタブレットなどの端