ちきりんがブログを書く時に一番気を配っているのは、読んでいる人に「ちきりんの声が聞こえるように書く」ということです。 読者の方が画面の文字を目で追うと、まるで画面の向こうから声が聞こえてくるかのような、「ちきりん」が自分に話しかけてきていると感じられるような、そういう文章が書きたいと思っています。 書き手として読み手に「声を届けたい」と思うと、こちらも「相手を思い浮かべながら書く」必要があります。画面の向こうの読者を想像して書かないと「声」は届かないと思うんです。 別に誰か特定の人を想像するわけではないのですが、たとえば誰かと飲みにいって何時間もその人に向かってぎゃーぎゃーわーわー話し続けているというような感じで、「聞いてる?聞いてる?ほんとに聞いてる?」ってな感じで書いています。 何が言いたいかって? つまり、ちきりんが伝えたいのは個別のエントリの中身ではない、ってこと。首相がどうしたと