石川県白山市と岐阜県白川村などは、白山スーパー林道と白川郷をコースにした「第1回白山・白川郷100キロ・メートルウルトラマラソン」を9月29日に開催する。 北陸新幹線金沢開業を目前に、両県を舞台にマラソンを行い、白山の名前を全国にPRする狙いだ。白山市と白川村は「両市村の観光誘客に大きく期待できる」と意気込んでいる。 世界遺産の「白川郷」と白山市の「白山手取川ジオパーク」を巡る。道の駅「瀬女」(白山市瀬戸)をスタートし、白川村でゴールする50キロ、折り返して白山市でゴールする100キロの2コースを用意した。標高差が約1230メートルある山中を走り抜ける過酷な設定だが、白川郷合掌造り集落を一望できる絶景や、白山スーパー林道の渓谷美、ブナの原生林を満喫できるのが大きな魅力だ。 大会の企画運営は国内外でマラソンを用いた地域おこし活動を行っている「ランナーズ・ウェルネス」が務める。同社の坂本雄次代