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ブックマーク / elmundo.cocolog-nifty.com (27)

  • ハコフグマン: 未成年アイドルが喫煙でクビ

    元モーニング娘。の加護亜依(19)が18歳年上のカフェプロデューサーと温泉旅行、その際、タバコを吸っていたことが発覚し、事務所から解雇されたという。どうでもいい話だが、このアイドルを窮地に立たせるために、カメラマンが連日張り込みなどを続けていたのだとしたらご苦労なことだ。他にもっとやるべきことがあるだろうに。 虚像を打ち砕かれ、失望したファンや、芸能活動を続けていきたかった加護、くだらないスキャンダルの当事者として名をはせることになったカフェプロデューサー、これまで加護を育てて投資し、これからの莫大なリターンを失った事務所…。この事件で誰か得した人間がいるのだろうか。わずかに売り上げを上げたかもしれない週刊現代?馬鹿馬鹿しい。 あまりにも非生産的である。誰でも知られたくない秘密はあるし、虚像を売るのがテレビタレントなのだから、別に裏でタバコ吸ってようが、性的に乱れていようが、舞台やテレビ

  • ハコフグマン: 人間性を見抜くには

    昔、つきあいのあったベテランの60代カメラマンが面白いことを言っていた。いろんなロケクルーと仕事をしてきたが、ディレクターの人間性を見る上で一番分かりやすいのは、「車輌さん(つまりロケバスの運転手)」への態度なのだという。 かつては局付きの職員の車輌さんがいた時代もあったが、もちろん今はそういうことはなく、専門業者への発注である。ほとんどの場合、一度仕事すれば二度とそのドライバーと会うことはない。単に目的地まで運んでもらえばいいのであって、ロケクルーの中でその後の利害関係というのが最も無い人間だ。当たり前だが、運転手は態度が悪ければすぐにクレームをつけられ下ろされてしまうため、若造のディレクターに対しても基的に低姿勢である。 それをいいことに、ずいぶんこうした運転手をぞんさいに扱うディレクターがいる。ロケスタッフの中では、最も実際の仕事に絡まないため、アゴで使うような態度になる。年配の人

    hatayasan
    hatayasan 2007/03/23
    「刹那的なつきあいにこそ、人間の本性が現れる」一期一会というもの。
  • ハコフグマン: ウィンドウズ・ビスタ

    いよいよ明日発売だそうだ。95の時の狂騒が懐かしいが、あんなフィーバーはまず起こらないだろう。今回もXPの時のように保守的なユーザーに最初は散々叩かれるだろうが、2.3年もすれば、まあたいていの人は乗り換えているんだろうな。 しかし今更OSが前面にでてきているところが何か時代錯誤な感がある。正直、OSなんて意識しなくても使えるようになっていってほしい。OSってのは裏方であって、ほんとの主役は個別のアプリケーションだろう? で、ビスタを電気屋でいじってきた。5種類もバージョンがあってけっこうややこしい。Ultimate(最上位グレード)のアップデートは3万円くらい。よくPC使う人は、結局ultimateでないと満足できないでしょうと、説明に来ていたマイクロソフトの社員が言っていたので、やっぱ買うとするとこれか。 映像などメディア機能がかなり充実するというが、HDDレコーダーのほうがはるかに便

    hatayasan
    hatayasan 2007/02/01
    「OSってのは裏方であって、ほんとの主役は個別のアプリケーションだろう?」
  • ハコフグマン: 納豆ねつ造事件に見る情報番組の腐敗構造

    あるある大事典の納豆ダイエット、番組ねつ造の件であるが、この件のひどさについては各所で論じられているので、もう述べることもないだろう。他局の生活情報番組、科学番組にすらその影響が及びかねない大事件である。 納豆ダイエットを取り上げることは、どうも流通サイドにも放送の情報が漏れていたらしく、完全に虚偽の情報で消費者をだました「放送詐欺」の様相を呈してきた。関西テレビは、これからどのつらをさげて不二家を断罪するのか、けだし見ものである。 老舗のテレビ番組紹介サイト「教養ドキュメントファンクラブ」の鷺一雄氏が書き下ろした、昨年6月出版の「またあるあるにダマされた」というでも、この番組のタチの悪さがあますところなく紹介されている。 この番組は日テレワークが統括している。私もここのプロデューサーに昔ちょっとイヤなめに遭っているので、ざまみろという感じだ。テレワークは過去にもテレ東の「教えてウルト

    hatayasan
    hatayasan 2007/01/22
    「お金に困っているプロダクションが実は最も内容に関して決定権があるという業界のカースト制度を逆手にとるわけだ。」
  • ハコフグマン: NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」

    話題のこの番組を見ました。私も全く同様の企画書を昨年3月に某局に持っていってダメでしたが、結局最初の長期取材に成功したのはNHK。大変な取材、お疲れ様でした。 ネットウォッチャーたちは、全く衝撃を受けなかったでしょうが、日のおじいちゃん、おばあちゃんたちは「えらいこっちゃ、わしも検索せねば」とあたふたしたのではないか。得も言われぬ情報化社会への恐怖心を、音響と映像の相乗効果でうまく植え付けていた。最後のエリック・シュミットのインタビューも何か「嫌なヤツ」って感じの不遜な表情に見えたしね。 内容が物足りないという批判はあたらない。ネットに詳しい人が衝撃を受けるような番組を作っていたら、視聴率が0.00何%になってしまうから。あくまで何も知らない視聴者にどういう“印象”を与えることができたかが重要だ。所詮、印象のメディアだから。 文字に書くのは簡単でも、映像というのは、同じ情報を伝えるのに

    hatayasan
    hatayasan 2007/01/22
    「全世界のあらゆる情報を整理するというミッションはすごいけど、基本的には数学やコンピュータオタクの集まりなんだろうなあ」
  • ハコフグマン: YOUTUBEが教えてくれたこと

    さて、昨夜ロケから帰ってきたばかりだが、もう早朝から編集室にいる。休む間もないのが、テレビマンというものだ。ところでノンリニア編集のため、VHSにコピーした素材をさらにハードディスクにコピーするという無駄な作業をしている間に、ふと考えたこと。 業界人にとっては目の上のたんこぶ以外の何者でもないYOUTUBEだが、3つの重要な視点を、テレビ関係者に教えてくれているように思う。一つは、長尺ものは嫌われる。二つ、視聴者はそれほど画質に拘泥していない。三つ、見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在。 業界用語で、時間のことを“尺”と言う。長い時間の番組は長尺ものである。以前も書いたが、放送というのは不便なもので、尺が決まっているというのもその一つだ。番組時間は決まっているので、面白い素材がたくさん撮れていても、つまらない絵しかなくても、30分なら30分の完パケ(テロップ、音楽などもつけた完

    hatayasan
    hatayasan 2006/09/02
    地デジ構想は視聴者を置き去りにして進められているという話。
  • ハコフグマン: ネットコミュニケーションを考える上でこんな本も

    佐々木俊尚氏のエントリが出た。まあ大体記されていることは自分が以前書いたことと同じで共感できた。炎上については、前にも書いたことがあるので省略するけど、どうも相変わらず、攻撃的なネットコミュニケーションは収まる気配がない。 <以下佐々木氏のエントリの引用> だが蓋を開けてみれば、そうしたオープンジャーナリズム的行為に対するインターネットの世論は、GripBlogの炎上に象徴されるように、絶対的批判に終始した。 今のところ、そのディスコミュニケーションの行く先に、新たな地平線はまだ見えてきていない  しかし、ネットによるコミュニケーションに失望するのはまだ早いかも。danさんの言うとおり、自分も含め、ほとんどの閲覧者は読むだけで反応していないし。問題はそうしたサイレントマジョリティの意思と、コメント欄での言説との乖離だろう。 湯川さんのところのコメント欄も最近すごいけど、執拗に批判を書き