国土交通省は25日、整備を進めている東九州自動車道の佐伯インターチェンジ(IC)~蒲江IC間(約20・4キロ、ともに大分県佐伯市)の開通について、予定していた2015年度中から14年度中に前倒しすると発表した。これにより、北九州市~宮崎市の区間(約320キロ)が14年度中に全面開通する見通しとなった。九州自動車道、宮崎自動車道と合わせ、九州をほぼ一周する高速道路網が実現する。 同省によると、佐伯~蒲江IC間では、距離の長い「蒲江トンネル」(約2・8キロ)と「佐伯トンネル」(約1・6キロ)の早期貫通が課題だった。大型の掘削機械や車両を使うなどし、蒲江トンネルは今月6日に貫通、佐伯トンネルも掘削が約9割まで進んだ。さらに政府の14年度予算案で整備費確保のめどがついたため、前倒しが可能と判断した。 奄美復帰60年、住民ら喜び新た (12月26日) タカ二・三軍本拠筑後市へ、移転最終候補地に (1