1998年から始まり今年で9回目を迎えるツール・ド・信州が8月12日から16日の5日間で行われた。写真を交えて大会の模様をレポートしたい。(近藤淳也=大会主宰者) まずツール・ド・信州という大会について。この大会は信州の山岳コースをつなげたステージレース風のサイクリングイベントである。初日のプロローグに始まり、翌日から第1〜4の本格的なステージが行われる。各ステージは110〜130kmほどであり、1日に3000〜4000mの標高差を上る過酷なコースが設定されている。一般的なステージレースと同様に、スタートからゴールまでの走行時間を計測し、積算時間が最も短い選手にリーダージャージが与えられる。ただし、道路占有許可などは取っていないため、あくまで一般の走行車として、他の車両に迷惑をかけないよう交通規則を遵守しながら走行をしている。今年の参加者数は53名。 コースを特徴付けるのはなんといって