仕事が充実していると感じている人には、将来の目標を持って仕事している人が多い――ベネッセコーポレーションが25~35歳の男女を対象にした調査で、こんな結果が出た。 調査は今年1月、2500人を対象にネットで行い、仕事の充実度と就業形態、子ども時代の経験などとの関係を分析した。 就業形態を「正社員」「非正規社員」「自営・自由業」の3タイプに分けて仕事の充実度を尋ねた結果、「仕事が楽しい」と感じている人の割合は正社員で最も低く、54.6%。非正規社員(62.9%)、自由・自営業(62.1%)は6割を超えた。 正社員は「仕事量が多くて大変」と感じている人の割合が57.3%と他2形態より高いが、「仕事を通じて自分の能力が高まっている」とした人の割合も55.6%と他より高かった。「仕事にやりがいを感じる」と答えた人が最も多かったのは自営・自由業(58.3%)だった。