森友問題の文書改ざんが原因で自殺した財務省職員の妻が再調査を求めている問題。作家・室井佑月氏は、妻の訴えに強く賛同するという。 【この記事のイラストはこちら】 * * * 「私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!」 と赤木さんの奥さんとその代理人の弁護士が、賛同人を募っている。3月31日時点で、25万人以上が賛同した。 もちろんあたしも賛同した。お亡くなりになった旦那さんは戻ってこないけど、真実を知りたいという奥さんの最低限の望みは叶(かな)えられるべきだ。 そしてそれは、我々がいま一度この国のあり方を、立ち止まって考えることにもなる。今のおかしさについても。とても大事なことである。 さて、4月2日号の週刊文春もじっくりと読んだ。前号に続き、大阪日日新聞の相澤冬樹さんが「森友財務省担当上司の『告白』