報道機関向けのニュース速報サービス「Spectee」を運営するSpecteeは11月7日、人間に近い音声で原稿を読み上げたり、会話したりできるAIアナウンサー「荒木 ゆい」のベータ版を公開したと発表した。 実際にアナウンサーが読んでいる約10万件のニュース音声を、同社が開発した人工知能エンジン「Spectee AI」で機械学習したことで、さまざまなニュースのシーンにおけるより人に近い自然な発音、アクセントやイントネーションを習得し、自動で原稿を読み上げるバーチャルアナウンサーを開発したという。会話エンジンにIBMの人工知能「ワトソン」の技術を一部使用しているほか、音声エンジンにHOYAの「VoiceText」の技術を一部使用している。 正しく自然に読み上げるだけでなく、日本のさまざまな難読地名や同形異音語(同じ表記でも読みが異なる語)の読み上げ、読み分けも可能だという。たとえば、東京と大阪
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