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  • 「占領期最大の謎」に迫ったNスぺ『下山事件』を見て痛感…すぐれた番組が放つ「見ている者をただ黙らせる力」(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    この番組が「真に迫る」ワケ 「下山国鉄総裁轢死事件」が起こったのは昭和24年(1949)のことである。 「下山国鉄総裁轢死事件」は、だいたい縮めて『下山事件』と呼ばれる。轢死事件と言い切るのも問題あるのだが、下山事件という呼称にも違和感がある。 昭和24年にはこの夏、この事件(7月6日死体発見)につづき、「三鷹事件」(7月15日)、「松川事件」(8月17日)と国鉄で立て続けに事件が起こる。 6週間のあいだに続けさまに起こったので「下山事件」「三鷹事件」「松川事件」と3つ並べて呼ばれることになる。 それぞれきちんと呼ぶなら、下山総裁轢死事件(ないしは下山総裁死体断裂事件)、三鷹駅列車暴走事件、松川駅・金谷川駅間列車脱線転覆事件、であって、残り2つが地名なのに、「下山」だけは犠牲者名である。少し乱暴な感じがする。それがまあ、昭和20年代らしい荒っぽさだといえば、それまでなのであるが、この呼び名

    「占領期最大の謎」に迫ったNスぺ『下山事件』を見て痛感…すぐれた番組が放つ「見ている者をただ黙らせる力」(堀井 憲一郎) @gendai_biz
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    hdkINO33 2024/04/10
  • カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai

    東京都心の空の勢力図に異変が......。これまでヒエラルキーのトップであったカラスが猛禽類による下剋上にあっている。いったいそこではどんなドラマが繰り広げられているのか。前編記事『東京上空の勢力図に異変…オオタカが明治神宮で、ハヤブサが六木ヒルズで繁殖…カラスが東京から消える「ヤバすぎる未来」』より続く。 調子に乗りやがって 東京都心を俯瞰すると、2つの環境が混在していることが分かる。一つは皇居、明治神宮、自然教育園(港区)などの「都市緑地」。そして、もう一つは東京駅や新宿駅周辺などにある「超高層ビル群」だ。前者に定着したのが、オオタカである。具体的な個体数は判明していないが、確実にカラスの勢力に拮抗し始めているという。 山間部や郊外では家畜を守るため、音や光を使って追い払われることもあったが、都内でそんなことは起こらない。しかも、エサとなる肉質の良い小鳥がいくらでもいる。さらに、一度

    カラスの天下が終わる…都心制圧を目指す大型猛禽類…天敵と手を組む小鳥たち…都会鳥による「仁義なき戦い」がヤバすぎる(週刊現代) @moneygendai
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    hdkINO33 2023/08/27
  • 東京上空の勢力図に異変…オオタカが明治神宮で、ハヤブサが六本木ヒルズで繁殖…カラスが東京から消える「ヤバすぎる未来」(週刊現代) @moneygendai

    東京の空の勢力図が変わろうとしている。都市生態系の頂点であるカラスにタカなどの猛禽類が挑戦状を突き付けたのだ。彼らはなぜ東京に来たのか。鳥たちが繰り広げる熱い「空中ドラマ」に迫る。 カラス独裁の揺らぎ 今、東京の空に異変が起きている。といっても、この異常な暑さのことではない。鳥である。一度、空を見上げてみてほしい。その変化に気付くかもしれない。 「これまで東京都上空の覇権を握っていたのは、カラスでした。しかし、個体数の減少に伴い、オオタカやハヤブサなどの猛禽類が東京都心に進出し、熾烈な勢力争いを始めているのです。両者の戦いにスズメやツバメなどの小鳥も巻き込まれ、東京の空はさながら、生態系の頂点をかけた仁義なき戦いのような状態になっています」 そう語るのは、NPO法人自然観察大学学長で、『都会の鳥の生態学-カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰』の著書がある唐沢孝一氏である。長年にわた

    東京上空の勢力図に異変…オオタカが明治神宮で、ハヤブサが六本木ヒルズで繁殖…カラスが東京から消える「ヤバすぎる未来」(週刊現代) @moneygendai
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    hdkINO33 2023/08/27
  • 寿命を縮める「サウナの禁じ手」10、お風呂研究家が教えます(早坂 信哉) @gendai_biz

    近年、空前のブームとなっているサウナサウナー(サウナ好き)にとっての“サウナ伝道漫画”であるタナカカツキ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社モーニングKC刊)を原作にした実写ドラマ『サ道』がテレビ東京での7月クールで現在放送されているほか、同書の続刊が今月23日に発売されるなど、サウナ人気はしばらく続きそうだ。 だが一方で、ブームの過熱と共に、過激なサウナの入り方を実践する者が後を絶たないのも事実。医学的に「やってはいけないサウナの入り方」とは何か──。『最高の入浴法〜お風呂研究20年、3万人を調査した医師が考案』などの著書がある、お風呂研究の第一人者、早坂信哉医師に解説してもらった。 そもそも入るべきではないタイミングは? サウナは正しい使い方をすれば、病気を防ぎ、健康に大きく寄与するものとなりますが、無理な使い方をすると体調不良や事故などを引き起こします。そのため、安全で

    寿命を縮める「サウナの禁じ手」10、お風呂研究家が教えます(早坂 信哉) @gendai_biz
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    hdkINO33 2023/02/23
  • 生活に不可欠な仕事ほど「給料が低く」「劣悪な労働環境」に置かれてしまう「構造的理由」(酒井 隆史)

    高収入で社会的承認を得ている人々の仕事が、実は穴を掘っては埋めるような無意味な仕事だった……? 彼らは自分が意味のない仕事をやっていることに気づき、苦しんでいるが、社会ではムダで無意味な仕事が増殖している——。 人類学者のデヴィッド・グレーバーが論じた「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」は、日でも大きな反響を呼びました。 「ブルシット・ジョブ」とは何か? 「エッセンシャル・ワーカーの劣悪な労働環境には、労働価値基準の根深い闇が存在する」のはなぜ? 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』著者の酒井隆史さんが紹介します。 経済停止と「エッセンシャル・ワーカー」 「エッセンシャル・ワーク」ないし「エッセンシャル・ワーカー」という概念が浮上してきたのは、もちろん、COVID19パンデミックのもたらした「ロックダウン」、日では「自粛」状況です。 それがグレーバー

    生活に不可欠な仕事ほど「給料が低く」「劣悪な労働環境」に置かれてしまう「構造的理由」(酒井 隆史)
  • 殴られ、無視され、体液をかけられ…壮絶ないじめを受けていた海上自衛官が、ある日突然「敬礼」をされるようになったワケ(秋山 謙一郎) @moneygendai

    根性論ありきの粗暴なヤンキー集団か。それとも学歴不問の実力位の世界か。人は自衛隊の組織風土をいろいろいう。だが隊員たちの話を聞けば聞くほど、まるで昭和を彷彿とさせる前時代的な気風と、徹底して学力を重視する公平無私な価値観を貫く集団――その一見、相反する両者が同居した組織という実情が浮かび上がってきた。 今回、ひとりの幹部海上自衛官の話を通して、<【前編】「日教組」の担任教師に「海上自衛隊に入りたい」と言ったら返ってきた「思いがけない反応」>に引き続きその知られざる組織内部の空気感をお伝えしていく。 新入隊員時代の経験 1980年代後半、バブル景気の好景気に沸く時期に海上自衛隊入隊したヒラカワ1尉(53)。 海自の中堅を育てる曹候学生として憧れの海自入隊したヒラカワ1尉だが、隊内での日々を重ねるに連れ、希望はほどなく大きな失望へと変わる。 同期入隊者や教官は、皆、国や国防、社会のことを考え

    殴られ、無視され、体液をかけられ…壮絶ないじめを受けていた海上自衛官が、ある日突然「敬礼」をされるようになったワケ(秋山 謙一郎) @moneygendai
  • 東京女子医大が早稲田に「身売り」したら…「早稲田大学医学部」の可能性を考える(庄村 敦子) @moneygendai

    創立者・大隈重信のころより「医学部設置」を悲願として掲げている早稲田大学。その合併先の医大として最有力候補に挙がっているのが、東京女子医科大学(以下、東京女子医大)だ。 【前編】『東京女子医大の「経営悪化」が止まらない…! 早稲田との「合併」はありうるか?』では、東京女子医大の厳しい経営状態を分析しつつ、合併の前提条件を検討した。以下では、合併にまつわる両大学の思惑を具体的に考えてみたい。 早稲田と東京女子医大、合併のシナリオ それでは、東京女子医大が早稲田に身売りするシナリオとしては、どのようなものが考えられるだろうか。医療ガバナンス研究所理事長を務める上昌広医師は、第一段階として次のように予想する。 「東京女子医大が一昨年の夏に『ボーナスを支給しない』と公表したように、経営が悪くなると人件費をカットしようとします。しかし、給与やボーナスを減らしたり、人員を減らしたりすると、医療事故が起

    東京女子医大が早稲田に「身売り」したら…「早稲田大学医学部」の可能性を考える(庄村 敦子) @moneygendai
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    hdkINO33 2022/08/03
  • 知っているようで知らない、天皇陛下の毎日の仕事(山本 雅人)

    今年4月の退位を控え、天皇皇后両陛下にとって最後の公務が続く。2009年に刊行された山雅人著『天皇陛下の全仕事』によれば、1年のあいだにおこなわれる年間行事は710。その内訳や特徴とは? 毎日の仕事をやさしく解説した書のなかの一部を特別に公開する。 回数の多い仕事は 現在、国事行為の内訳などの細かい数字が発表されなくなったため、筆者が独自にその部分の数字を入手し分析することのできる平成16(2004)年のデータからみてみよう。宮内庁が発表した同年1年間の天皇陛下のご日程から、すべての仕事・行事の数をカウントすると約710件であった(ここには、いわゆる〝お忍び〟での外出など宮内庁が発表していないものは含まれていない)。 「約」としたのは、厳密なカウントのしかたの難しいものがあるからで、たとえば、毎年1月2日、天皇・皇后はじめ各皇族が皇居に集まった一般の人たちの前に姿を見せ新年のあいさつを

    知っているようで知らない、天皇陛下の毎日の仕事(山本 雅人)
  • 安倍元首相銃撃犯の怨恨の根、岸信介の統一教会接近とは──祖父の冷戦戦略の副作用に殺されたのか(島田 裕巳) @gendai_biz

    安倍元首相は当に統一教会と関係が深いのだろうか 安倍元首相が銃撃され、命を落とした。参議院議員選挙の最中でもあり、この出来事は世界にも衝撃を与えた。 容疑者は元自衛官で、統一教会(現在は、世界平和統一家庭連合を名乗る)に恨みを抱いての犯行だという。容疑者の母親は統一教会の信者で、教団に金を注ぎ込み、家庭は崩壊した。そうしたことがあったために、容疑者は、安倍元首相が統一教会とつながりが深いと考え、それで犯行に及んだというのである。 安倍元首相は当に統一教会と関係が深いのだろうか。 安倍元首相が昨年、統一教会の関連団体の集会に、現在の教団トップである韓鶴子総裁を讃えるメッセージを寄せたことは事実で、容疑者は、それを知って、安倍元首相が統一教会の信仰を広めることに貢献していると考えたようだ。

    安倍元首相銃撃犯の怨恨の根、岸信介の統一教会接近とは──祖父の冷戦戦略の副作用に殺されたのか(島田 裕巳) @gendai_biz
  • 日本に対する挑発行動で、逆に「あらわ」になったロシアの深刻事情(鈴木 衛士) @gendai_biz

    自ら侵攻したウクライナとの間で、先の見えない泥沼の戦争にはまり込んでしまったかのような現在のロシアは、自慢であるはずの国の広大さに悩まされつつあるようだ。それは特に、戦闘中のヨーロッパ方面とは反対正面に位置する極東ロシアにおいて顕著に表れている。 ロシアは、陸続きのモンゴルと中国北朝鮮以外、つまり日と米国に対しては、海を隔てて向き合っている。したがって、極東方面の防衛は海軍力と空軍力に頼ることになるわけだが、この脆弱性がウクライナとの戦争によって馬脚を現し始めているのだ。 4月には「ロシア北海道の主権を有する」と発言 当然のことではあるが、ロシア側はこのような実情をおくびにも出さない。それどころか、4月1日には、下院副議長のミロノフが「ロシア北海道への主権を有するという専門家もいる」と、日に対して脅迫じみた内容をSNSに投稿したほか、同14日には日海において、キロ級潜水艦2隻か

    日本に対する挑発行動で、逆に「あらわ」になったロシアの深刻事情(鈴木 衛士) @gendai_biz
  • 「秒で60万人が読んだ」コロコロ初のラブコメ『ぷにる』爆誕の背景(飯田 一史) @moneygendai

    2022年3月15日、小学館「コロコロコミック」編集部発のWEBニュース媒体「コロコロオンライン」がデジタルのオリジナルマンガも発表できるようリニューアルを果たし、ウェブマンガ誌「週刊コロコロコミック」が創刊された。 初日からバズを巻き起こして第1話が現在までに累計60万PVを叩き出した“コロコロ初のラブコメ”が、まえだくん『ぷにるはかわいいスライム』だ。 『ぷにる』はTwitterで公式アカウントを始めるとわずか1ヶ月半足らずで3.5万フォロワーを突破。その後も人気は継続・拡大中で、第5話までで累計200万PVを達成、最新話が掲載されるたびに「週コロ」のPVを爆増させている。 「週コロ」は何をめざして創刊され、いかにして『ぷにる』のような異色作が世に出る体制ができあがったのか――編集部に訊いた。 ヒトのかたちからベトベトの液状にまで変形…斬新すぎるスライムヒロイン 「コロコロ」は小学校中

    「秒で60万人が読んだ」コロコロ初のラブコメ『ぷにる』爆誕の背景(飯田 一史) @moneygendai
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    hdkINO33 2022/05/11
  • ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(河東 哲夫) @gendai_biz

    ロシア帝国」の急拡大とその反転の来歴 ロシアという国は、まるでローマ帝国さながら、モスクワ大公国という小さな都市国家から出発して、17世紀にやっとウラル山脈を越え、1860年にウラジオストックとその周辺の沿海地方を清朝から取り上げて、現在の版図を作った存在。 その間、自由と民主主義、市場経済という近代文明が定着することはなかった。いつも力で社会を抑えつけては停滞を強め、その結果戦争で敗北したり、大衆、地方、あるいは周辺衛星諸国の離反を招いて自壊する。 19世紀半ばのクリミア戦争では、産業革命で近代化した英国、フランス軍への劣勢を暴露して、1861年農奴解放令を発布するが、皇帝アレクサンドル2世は革命勢力に暗殺されてしまい、国は再び保守締め付けへと戻った。 1905年2月、日露戦争ロシア劣勢で展開する中、生活悪化に不満を強めた大衆が首都サンクト・ペテルブルクで陳情行進をし、これに軍隊が発

    ロシア、崩壊の予感――すでに周辺諸国の離反が始まっている(河東 哲夫) @gendai_biz
  • 「Netflixとアマプラに絶望した」人気アニメ脚本家が明かした「本音」(稲田 豊史) @gendai_biz

    先日、若い世代を中心に広がる「倍速視聴」について、若者の消費行動に詳しい20代のゆめめさんと40代の筆者で語り合った「ドラマも『切り抜き動画』で観る…『倍速視聴派』Z世代の視聴実態」は大きな反響を呼んだ。「1時間ドラマを5分30秒で観る」と語ったゆめめさんの感覚には、共感と驚き、批判、さまざまな声がタイムラインに溢れた。 倍速視聴や10秒スキップが当たり前になっている現状、“飛ばされない”作品とは一体どのようなものなのか? 前編に続き、拙著『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)にも登場してくれた脚家の小林雄次さん(『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』シリーズ構成、「プリキュア」シリーズ各話脚)に話を聞いた。 “飛ばされない”作品とは 稲田 現にこれだけ倍速視聴習慣が浸透しているわけですから、「早送りなんてけしからん」で片付けることはできないで

    「Netflixとアマプラに絶望した」人気アニメ脚本家が明かした「本音」(稲田 豊史) @gendai_biz
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    hdkINO33 2022/04/26
    “あともうひとつ感じたのは、「自分がこれから脚本を書く新作も、この膨大な作品群の中に埋もれていくんだな」という絶望です。予算が潤沢にあった過去の名作・傑作と、常に比較され続けることになる。”
  • 「倍速視聴」は進化か退化か。「プリキュア」「銭天堂」脚本家が抱く危機感(稲田 豊史) @gendai_biz

    先日、若い世代を中心に広がる「倍速視聴」について、若者の消費行動に詳しい20代のゆめめさんと40代の筆者で語り合った「ドラマも『切り抜き動画』で観る…『倍速視聴派』Z世代の視聴実態」は大きな反響を呼んだ。「1時間ドラマを5分30秒で観る」と語ったゆめめさんの感覚には、共感と驚き、批判、さまざまな声がタイムラインに溢れた。 では、こうした状況に「作り手」はどんな思いを抱いているのか。拙著『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』(光文社新書)で現役の脚家としての気持ちを語ってくれたのが、アニメ『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』のシリーズ構成や「プリキュア」シリーズの各話脚などを務める小林雄次さんだ。携わった作品が早送りされることについて、小林さんに率直な思いを聞いた。 見放題サービス=べ放題サービス 稲田 映像作品を倍速視聴したり、10秒スキップしたりする習

    「倍速視聴」は進化か退化か。「プリキュア」「銭天堂」脚本家が抱く危機感(稲田 豊史) @gendai_biz
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    hdkINO33 2022/04/26
    “キャラクター同士の関係性もそうです。1話ごとにどんどん変化していったり、ライバルが登場したと思ったら仲間になったり” ここ見て、ああマンガ週刊誌を読んでるときにやってることか、と勝手に得心した
  • 歴史書を読み解くと見えてくる、上総広常が粛清された「本当の理由」(呉座 勇一)

    『頼朝と義時』(講談社現代新書)の著者で、日中世史が専門の歴史学者・呉座勇一氏が、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送内容をレビューする企画。今回は、先週放送の第14話「都の義仲」、昨日放送の第15話「足固めの儀式」をまとめて解説。さまざまな史料や学説を参照しつつ、源氏の棟梁の座をめぐる源頼朝と木曽義仲の対立や、上総広常が粛清された真の理由に迫ります。 『鎌倉殿の13人』の第14話では木曽義仲の入京、第15話では上総広常の粛清が描かれた。権力者となった源頼朝の冷酷さが露わになっていき、その謀略に戦慄する北条義時。歴史学の観点から第14・15話のポイントを解説する。 源頼朝と木曽義仲の対立 『鎌倉殿の13人』第14話のナレーションで説明されたように、木曽義仲は北陸道で平家の大軍を撃破し、京に向かって進軍する。平家は安徳天皇と三種の神器を伴って都落ちし、入れ替わりに木曽義仲・源行家らが

    歴史書を読み解くと見えてくる、上総広常が粛清された「本当の理由」(呉座 勇一)
  • 51年間地下に潜行「中核派」84歳最高幹部が初告白「新左翼運動とは何だったか」(田原 総一朗) @gendai_biz

    かつて革マル派と壮絶な内ゲバを繰り広げ、「暴力革命」を掲げてゲリラ活動を行ってきた新左翼党派・中核派。そのトップ・清水丈夫氏(84歳)が、前進社(中核派部)で田原総一朗の取材に応じた。この年齢になった革命家は、いまの日社会と戦後の左翼運動をどう総括するのか。 中核派議長 清水 丈夫 1937年、神奈川県生まれ。高校生時代に革命運動を志し、東京大学在学中に日共産党に入党。58年に離党し、共産主義者同盟に参加。59-60年、全学連書記長として安保闘争を指導する。61年、革共同(革命的共産主義者同盟全国委員会=通称・中核派)に参加。97年、中核派議長に就任。69年4月より非公然活動に入る。2020年9月、実に51年ぶりに公然集会に姿を見せて人々を驚かせた。著書『清水丈夫選集』(全10巻予定)など。 51年ぶりに地下潜伏活動をやめた理由 田原 60年安保闘争の当時、僕は岩波映画の社員でしたが

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  • ラーメン二郎に通い続けると聞こえてくる「やさしさ」という“二郎の基本精神”(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    の精神が聞こえてくる ラーメン二郎に足繁く通っていると、ラーメン二郎の基の精神が聞こえてくるようなことがある。 足繁くというのは、数字でいうなら2019年は126回、2020年は191回、2021年は121回ラーメン二郎に通っている。 いちおうラーメン二郎の店と直系店だけの回数である。インスパイア、二郎系(ニセモノ二郎)は入れてない。 ただ、これは、二郎に日常的に行かない人にとっては驚きの数字かもしれないが、物のジロリアン(ラーメン二郎マニア)からすれば、ははーん、それぐらいですか、と半笑いで見られそうな回数でもある。 私も、二郎好きとして、特別すごくよく通っているとはおもっていない。 ボクサーのジロリアン陸は年に300回と言っていたから、足元にも及んでいない。 だいたい週二回から三回ほどのペース、ふつうの生活を守りつつ、忘れず二郎に行ってるな、というレベルだとおもっている。

    ラーメン二郎に通い続けると聞こえてくる「やさしさ」という“二郎の基本精神”(堀井 憲一郎) @gendai_biz
    hdkINO33
    hdkINO33 2022/04/03
    “この世には、もっと危ない人がたくさんいるのだ。”
  • 「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に(北野 幸伯) @gendai_biz

    ロシアによるウクライナ侵攻がつづいている。しかし、短期間でゼレンスキー政権を打倒し、傀儡政権を樹立、ロシアの要求を受け入れさせるという当初の計画は挫折した。 戦いは長期化し、国際社会はウクライナ支持で一体化している。ロシアは完全に孤立し、プーチンは「現代のヒトラー」(プトラー)と呼ばれている。 そんな中、これまでプーチンを支えてきた支持基盤も、いよいよボロボロになってきたーー。 プーチンが抱える三つの支持基盤 プーチンには、大きく三つの支持基盤がある。 一つ目の基盤は、「シロビキ」と呼ばれる軍、諜報、警察などだ。 軍は、戦争を遂行し、勝利することで、プーチン人気を支えてきた。実際プーチンは、「チェチェン戦争」「ロシア‐ジョージア戦争」「シリア内戦への介入」「クリミア併合」「ウクライナ内戦への介入」「IS攻撃」「カザフスタンの大規模デモ鎮圧」などで、ことごとく勝利してきた。 日人にはなかな

    「プーチン失脚」は時間の問題か…ロシア国内「3つの支持基盤」が反逆する異常事態に(北野 幸伯) @gendai_biz
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    hdkINO33 2022/03/19
  • 全ロシア将校協会が「プーチン辞任」を要求…! キエフ制圧でも戦略的敗北は避けられない(北野 幸伯) @gendai_biz

    ロシア将校協会が「プーチン辞任」を要求…! キエフ制圧でも戦略的敗北は避けられない 破滅的な侵攻を回避できるか 世界の目は現在、ロシアウクライナに注がれている。 10万人規模のロシア軍が、昨年11月からウクライナの東部国境付近にとどまっている。ウクライナの北の隣国ベラルーシでは現在、ロシア軍とベラルーシ軍の合同軍事演習が行われている。南を見ると、黒海にロシア艦隊が展開している。 ロシア軍は、ウクライナを北南東、三方から包囲し、侵攻の準備が完了しつつあるように見える。 プーチンの要求は、「ウクライナNATOに加盟させない法的保証」だ。米国もNATOも、「この要求を受け入れることはできない」とロシア側に回答した。しかし、その後も侵攻回避のための交渉が続けられている。 そんな中、ロシアでは、将校をまとめる団体、「全ロシア将校協会」が「プーチン辞任」を求める公開書簡を発表したーー。 大軍を展

    全ロシア将校協会が「プーチン辞任」を要求…! キエフ制圧でも戦略的敗北は避けられない(北野 幸伯) @gendai_biz
  • アニメ『平家物語』は「宝」と呼びたいほどの“大傑作”、なぜこれほど胸に迫るのか?(堀井 憲一郎) @gendai_biz

    記事は「平家物語」、アニメ『平家物語』のストーリー展開に触れています。 胸に響く「滅びの歌」 アニメ『平家物語』が深夜の地上波で放送されている。 胸に刺ささる作品である。 主人公は、男のなりをした琵琶を弾く少女「びわ」。 ゆえあって平重盛の館に住むことになり、その子息の平維盛、資盛、清経らと兄弟のように育つ。 平家の栄華から没落をその内側から見続ける「他者」のポジションにいる。 ぼんやり見ているぶんには「平家のことを語り伝えるためだけにその中枢にいる妖精」のようである。 「平家物語」の語り手の化身とも言える。 その透き通った声が、見ている者の心を掴んでを離さない。 その透徹さは、時を越えていく。 800年を越えて語り継がれている『平家物語』は滅びの歌である。 平忠盛の出世から始まり、栄華を極めるさまから、一族もろともに滅んでしまう姿が活写される。 「やがてこの人たちは地上から消え去る人

    アニメ『平家物語』は「宝」と呼びたいほどの“大傑作”、なぜこれほど胸に迫るのか?(堀井 憲一郎) @gendai_biz