警視庁 商品券10億円分をだまし取ったとして、警視庁は11日、博報堂の子会社で、広告制作会社「博報堂プロダクツ」(東京都江東区)元社員の小林司容疑者(47)(大田区南久が原)を詐欺容疑で逮捕した。2016年頃から約150回にわたって計約250億円分の商品券を不正注文し、金券ショップで換金して一部を代金の支払いに充てていたとみて調べている。 発表によると、小林容疑者は同社で販促品の企画制作を担当していた20年11月、大手印刷会社に「顧客の自動車メーカーがリコールのおわびとして配る」とうそを言い、商品券20万枚(10億円分)を注文して詐取した疑い。容疑を認め、「すべて金券ショップで売った」と供述している。 商品券の換金額は約225億円に上った。うち約205億円を印刷会社への支払いに充て、約4億円を住宅ローンの返済や趣味のモデルガン購入に使い、残り約16億円は自分の口座に入れていたという。 20
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