『アンチャーテッド』や『The Last of Us』などのシングルプレイヤーゲームで高い評価を受けてきたソニー傘下の米ゲーム開発企業Naughty Dog(ノーティードッグ)は、ある選択を迫られていた。何年も続けてきた『The Last of Us Online』の開発を継続するべきか、あるいは自社のトレードマークであるシングルプレイタイトル作りに戻るべきか──。そして同社はこの度、どちらの道を選んだかを明らかにした。 ノーティードッグは14日、『The Last of Us Online』の開発を中止すると発表した。同作は、これまで『The Last of Us Factions』とも呼ばれていた新作オンラインマルチプレイ専用タイトルだ。同社が出した長文の声明の最後には、ソニーとゲーム業界全体が現在抱えている大きな問題を浮き彫りにする厳しい一節があった。 「本格的な開発に向けて動き出し