チック・コリアとのアルバム『ファイヴ・ピース・バンド・ライヴ』で最新のグラミーを受賞。普通なら大いに勢いづくところ、そんなことどこ吹く風でいるのは、さすが“ギターの神人”のジョン・マクラフリン。音楽と一身一体の創作は、次へ次へ、上へ上へととめどなく、そして、深みを増していく一方だ。最新ユニット4th Dimensionを率いて制作された“唯一無二の世界へ”とも訳せる最新作『トゥ・ザ・ワン』には、自分史の真に迫ろうとする切実な思いも込められている。 ――今作を作るにあたってのインスピレーションのひとつに、ジョン・コルトレーンの傑作『至上の愛』(65年)があるとライナーノーツに書かれていますが、今再びコルトレーンとは驚きでした。 ジョン・マクラフリン(以下同)「『至上の愛』が今回の録音の直接のきっかけになったわけではないけれど、彼の音楽が私の人生を永遠に変えた事実に変わりはない。初めて聴いた時
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