【特集】 ゼロ年代アルバム・ベスト100[洋楽編] 2010年に突入して半年近くが経った。音楽シーンのみならず、社会状況もきわめて流動的で不透明な雰囲気だが、逆に言えば、これは新たな時代が始まったことの証とも言えるだろう。そんな時代の変わり目にあって、最近は00~09年の過去10年間を“ゼロ年代”と呼んで、振り返り、総括する企画がいろいろなところで行われている。そこで本誌も、これまでの音楽の動きを改めて踏まえ、今後の音楽シーンの動向を考えていくために、ゼロ年代の10年間の音楽をランキング形式で振り返ってみた。今月は洋楽編、来月は邦楽編をお届けする。 ■ 本誌執筆陣50名の投票で決定した、00~09年のアルバム・ベスト100(相倉久人、赤尾美香、五十嵐正、石川真一、石田昌隆、今井智子、今村健一、大石始、大鷹俊一、岡村詩野、小倉エージ、小野島大、川口真紀、北中正和、小出斉、小山守、今野雄二、真