ニュース 2010年04月13日 昔は良かった。そんなことを口にするヲタを俗に「懐古厨」と呼ぶ。特定のアイドルに偏愛を注ぐヲタほど、アイドルの方向性の変化に敏感だ。昔は良かった。その言葉は執着と裏表の愛情の表現であり、他の新しいアイドルへの乗り換えを拒否した人々が口にする嘆きでもある。しかし誰もが分かっている。変わらずにいられるものなどないということを。アイドルは人生の縮図だ。 私がSaori@destinyのライヴを初めて見たのは2008年2月11日のことだった。対バンがCutie Pai、marino、Aira Mitsukiというメンツのなか、Saori@destinyでは突然何事かと思うほどの激しいヲタ芸が発生し、驚愕したことを思い出す。それから足を運び出したSaori@destinyのライヴでは、リフト(ヲタが他のヲタを持ち上げる行為)も発生し、いわゆる「0列突入ケチャ」でステー