今回質問に答えてくれたのは、比較的インタビューイーであることの多い、ショーン・ブースではなく、相棒のロブ・ブラウン。余り反応が良くないのでは? という心配は1問目で吹き飛ぶ。しゃべる、しゃべる、あっという間の1時間。おかげで質問の半分くらいしか聞くことが出来なかった。しかしながら、丁寧な回答から分かるのは、これだけ何もかもが再帰的にならざるを得ない00年代以降において、それでも「新しく」あろうとしているということだ。それは恐ろしく挑戦的なこと。24ビットの高音質版も配信されるという新作、『オーヴァーステップス』から彼らの真意を是非聴き取って欲しい。「新しくあれ」という貫徹されたその信念においてオウテカは、2010年の今も尚、希有なポジションを保っている。 インタビュー & 文 : 定金 ケイゴ テクノロジーは進化しているんだけど、それは本質的な進化じゃない —— 現在もロンドンに住んでいる
エレクトロニック・ダンス・ミュージックの頂点に君臨し続け、幾多のフォロワーを生み出してきた、ショーン・ブースとロブ・ブラウンによるエレクトロニック ・ユニット、Autechreが待望のニューアルバムを完成! 20年以上に及ぶキャリアを持つ彼らにとって通算10枚目となる今回のニュー・アルバムのタイトルは『Oversteps』。 ダンス・ミュージックを根底に、1曲1曲が異なったテイストを持つ広大で壮麗なサウンド・スケープは、不屈の実験精神で革新的な進化を続けてきた彼らだからこそのもの。 シンプルな構成でありながら多彩な音色やリズムによって、美しいアンビエント・サウンドと狂気のビートを共存させた、オウテカ2010年の新たな挑戦がここに結実! クラブはもちろん、ロック~ジャズ~ヒップホップ・シーンまでもを魅了するであろう作品となっています。 定評のある秀逸なジャケットは今回もお馴染みのデザイナーズ
WARP RECORDSの看板テクノ・ユニット、Autechreが、3月22/23日に2年ぶりのニュー・アルバム『Oversteps』をリリースすると発表しました。リリース形態は、アナログ、CD、ハイクオリティー・デジタルの三つで、アートワークはThe Designers Republic。このリリースにあわせて3/11からヨーロッパ・ツアーも行うそうです。 日本盤も当然出ると思われますので、詳細が分かりしだい記事にしますね。 (1/15追記 日本盤は3月上旬に先行発売となるそうです。) Autechre『Oversteps』トラックリスト 01. r ess 02. ilanders 03. known(1) 04. pt2ph8 05. qplay 06. see on see 07. Treale 08. os veix3 09. O=0 10. d-sho qub 11. st e
Mele Kalikimaka Scotland イギリス プロフィールビュー: 55070 最終ログイン: 2009/12/12
--- 昨年リリースされた傑作アルバムLos Angelsは世界中で話題となりましたが、その状況をあなた自身はどう捉えていますか? FLYING LOTUS: とても嬉しく思っているさ。アルバムの成果に関しては、凄く良く評価されたと思うよ。今、新しいアルバムを制作中だけど、凄いものが出来あがりそうなのを既に肌で感じているんだ。前回よりもっと凄くなるからね。早く皆に聞かせたいな、次のアルバムもチェックしてくれよ。 --- 今回日本でリリースとなる『LA EP』には12インチで3枚リリースされたものがひとつのCDとなったものですが、この3部作はどのようなコンセプトの元に作られたのでしょうか?アルバムと比べるとこの3部作の位置付けはどのようなものになりますか? FLYING LOTUS: EPシリーズの1作目はアルバムに収録しきれなかったアウトテイクな曲、2作目はビートやリミックス。3作目は落ち
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