国民新党代表の亀井金融相は20日、名古屋市で講演し、2010年度予算編成に関して鳩山首相と同日、電話で協議した内容を明らかにした。 亀井氏は首相に対し「財務省があなたの組もうとしている予算に対し、財源として特別会計から15兆円程度出すことに『どうしてだ』と(反対の意見を)言ったら、勝(栄二郎)主計局長を首にすべきだ。人事を一新しなさい」と進言。 亀井氏はまた、民主党の小沢幹事長が影響力を強めていることに関しても、首相に「小沢氏の影響を(政権が)強く受けているというが、気にしなさんな。中曽根元首相は、最初は田中元首相の影響を強く受けているということで『田中曽根内閣』と言われた」と述べ、励ましたという。