なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
2017年12月09日12:30 カテゴリ いま音楽をどのようにして語るのか『ヱクリヲ vol.7 特集:音楽批評のオルタナティヴ&僕たちのジャンプ』 いきなり宣伝になるが、僕の書いた文章をまとめた『サイコパスの読書術 暗闇で本を読む方法』を去る2017年11月の文学フリマにて発売を開始いたしまして、いまでは通販にも対応しています。ご興味のある方はぜひお求めください。 さてその文学フリマ、今回もいくつか気になるブースがありました。そのなかのひとつで今回とりあげる『ヱクリヲ vol.7 特集:音楽批評のオルタナティヴ&僕たちのジャンプ』が売られていたので買ってきました。これも通販対応があるみたいなので、ご興味のある方はこちらのリンクからどうぞ。 このヱクリヲは総合批評誌をうたっているわけですが、今回僕が注目したのは音楽批評を取り上げているところです。僕じしん、仲山ひふみさんたちと「かつて音楽
忘年会シーズンである。振り返れば近年、焼肉忘年会をした記憶がない。参加者の懐具合に配慮し、幹事さん達は焼肉店を選択肢からはずしているのだろうか。折からのひとり焼肉ブームである。そこで私は、ひそかに決めていた。今年は「ひとり焼肉忘年会」を開催することを(爆)。それを100倍楽しもうと考えていた矢先、本屋さんの店頭でズラリと並んだこの本を見つけたのだ。 著者は、滋賀県立大学人間文化学部で「韓国料理実習」などを担当する傍ら、叙々苑の新井会長と共に「全国焼肉協会」で仕事をしてきた焼肉界の重鎮である。焼肉のタレ「ジャン」の開発者で、現在は焼肉トラジの社員研修施設「焼肉大学」で焼肉の知識を教えている。焼肉の歴史からメニューの栄養価に至る知識の習得は、社員の誇りにつながっているそうだ。 その知識があれば、店員さんだけでなくお客さんも誇りが持てるはずである。焼肉はメタボの源ではなく、文化だ。おまけに健康に
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