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2018年7月19日のブックマーク (4件)

  • AIが「人間より正しい判断ができる」という思想、やめませんか?(西垣 通,千葉 雅也) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    では、一般に「AI」という言葉は「人間の暮らしを便利にし、ビジネスを効率化する人工知能技術」という程度の意味で使われている。だが欧米の最先端の技術者、思想家には、「AIが神にも等しい存在になる」と考える向きも決して少なくない。 「AIの可能性と不可能性」を哲学の視点から語る、西垣通氏(東京経済大学教授、情報学)と千葉雅也氏(立命館大学准教授、哲学)の対談。最終回は、「AIは、人間を当に幸せにするのか?」という問題を考える。 テクノロジーと宗教の深い関係 西垣:形而上学というのは、「物自体」というものを人間は扱える、認識できる、さらに推論によってその性を把握できるというような、古い考え方ーー今でもそういうことを考えている人はいっぱいいるんだけどーーなんですね。カーツワイルのようなAI学者も同じで、世界というものは必ず論理的秩序をもって構成されているんだ、という信仰が非常に強くある。

    AIが「人間より正しい判断ができる」という思想、やめませんか?(西垣 通,千葉 雅也) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    hharunaga
    hharunaga 2018/07/19
    “新聞にはしばしば「今度はこんなことをAIがやりました」なんて書いてありますが、…おかしい。もし事故が起きたら、誰が責任をとるのか”
  • アメダスの気温の数字より 私たちは暑い中で過ごしていた!

    各地で梅雨明けが発表され、全国的に晴れて暑くなっています。 天気予報などでは、「お昼の段階で早くも30℃を超えました!」など、実際に観測されている気温を目にする事が増えてきていますよね。 ところで、この「気温」はどのように測っているのでしょうか。 天気予報で使われる実況気温は、一般的には気象庁の地域気象観測システム「アメダス」による観測データを使用。 このアメダスによる気温は、電気式温度計によって次のような条件下で観測されています。 ・風通しや日当たりの良い ・芝生の上1.5mの位置 ・温度計は直射日光に当たらない 小学校などの授業のため気象観測を行っている百葉箱も、おおよそこの条件が満たされた場所に設置されているはずです。

    アメダスの気温の数字より 私たちは暑い中で過ごしていた!
    hharunaga
    hharunaga 2018/07/19
    「30℃くらいの日でも、アスファルトは簡単に50℃以上にまで上昇。およそ1.5mの所で息をしている大人の顔の回りが30℃の場合、小さい子どもの顔の回りでは38℃くらいにも」
  • 『翻訳ってなんだろう?』(筑摩書房) - 著者:鴻巣 友季子 - 鴻巣 友季子による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    著者:鴻巣 友季子出版社:筑摩書房装丁:新書(205ページ)発売日:2018-06-06 ISBN-10:4480683232 ISBN-13:978-4480683236 序章 翻訳ってなんだろう?◆翻訳ってなんだろう? 読書、批評、体験いきなりですが、翻訳とはどんなものでしょうか? 文芸翻訳の授業や講座でこう尋ねると、いろいろな答えが返ってきます。 「外国語を日語に忠実に移し替えること」 もちろん、そのとおりですね。 「原文の意味だけではなく、ニュアンスやリズムなども日語で表現する行為」 高度な回答ですが、そのとおりです、そこまで意識してのぞんでこそ翻訳と言えますね。 「原文に劣らない文学性や表現力をもつ日語に仕上げること」 おっと、翻訳者への要求がどんどん高くなってきました。たしかに、「翻訳とは原文と等価であるにとどまらず、独創性や批評性、より高い芸術性をもつべし」という認識が

    『翻訳ってなんだろう?』(筑摩書房) - 著者:鴻巣 友季子 - 鴻巣 友季子による前書き | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
    hharunaga
    hharunaga 2018/07/19
    “翻訳とは、「原文を読む」部分の重要性が八割か、九割ぐらいではないか…。翻訳というのは大部分が「読むこと」であり、精密な読書、あるいは深い読書のことなのです”
  • ニッコロ・マキアヴェッリと現象学 書評|小川 侃(晃洋書房)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    hharunaga
    hharunaga 2018/07/19
    「マキアヴェッリはとりわけ嫉妬や妬みといった感情に敏感な思想家であるが、…政治の場面において現れるあらゆる現象がいわば雰囲気であり、一種の気」(日下部 吉信) ←「空気」は西洋にもあったわけですね。