親父が頚椎損傷で入院して2ヶ月が立つ 最近はリハビリも停滞気味で少し落ち込んでいる 先日、そんな親父を見かねた母親が親父の幼馴染のカオちゃんに 時間がある時にでもお見舞いにきてくれないかと連絡をした カオちゃんは親父の幼稚園の同級生 お風呂屋さんの息子で、小さい時 親父が彼の家のお風呂に通っていたという話は 耳が痛くなるくらいきいていた 俺が中学生の時くらいまで、カオちゃんは近所に住んでいて しょっちゅう家にも遊びに来てくれてた 気がいい、優しい人で俺も姉貴も彼が大好きだった そんなカオちゃんが今日お見舞いに来た、来て早々「友達のAだって舌癌だけどよくなったし、Bは脳卒中だってけど今じゃ働いてるよ、み~んな死の淵から這い上がってるからだいじょ~ぶ!」と家に遊びにきていた時と変わらない大きな声で励ましてくれてその様子に親父だけでなく、俺まで勇気づけられてしまった さらには「お前の好きな曲沢山