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ブックマーク / fukushimak.iza.ne.jp (10)

  • 雑談:イチロー選手の素顔をちょっとかいま見た:イザ!

    ■WBCの決勝戦のとき、総理番記者たちも番小屋(官邸内にある総理番記者らの作業室。総理執務室前を映すモニターがあり人の出入りが確認できる)で、テレビにかじりついていた。私は外のエントランスホールにいたが、9回裏でダルビッシュが打たれたときの悲鳴もイチローのタイムリーのときの歓声もエントランス中に響いていたよ。 ■実は私は野球があまり好きではない。新人記者時代の高校野球地方予選取材やリトル・リーグ取材でトラウマがある。いくつも試合かけもちで、炎天下の中でスコアブックつけて写真とって原稿をかくという超ハードな仕事で、若さと体力だけでするようなもんなのだが、これがミスしやすい。自分で撮った写真ですら、同じようなカットば何枚もあるから、何試合の何の場面だったか勘違いしてえとき間違ったりするのだ。 ■あのころは暗室現像とか電送とか全部自分でするんで、自分が間違ったら最後、誰も救えない。で、翌日の新聞

    hidematu
    hidematu 2009/03/29
    イチロー伝説
  • 雑談:権力との付き合い方。かわいがられる記者におなりなさい:イザ!

    ■更新滞っていました。すみません。このタイミングで書くなら、首相の訪米成果の分析とかなんだろうな。しかし、期待されている方、すみません。ここはあくまでゴシップ・ブログなので、そういう真剣な記事はとりあげない。同行記者の記事をどうぞ。私レベルではおこがましくて書けないよ。 ■ちなみに、米国から首相と一緒に帰って来た人に、「米国債買え~って、暗黙のプレッシャーかかりましたか?」ときいても、「そんなのありえない!」とのこと。つまり日の外貨準備高の増額って年3兆円程度だから、それを全部回しても75兆円規模の米国の経済政策にとっては焼け石に水だから、米国はわざわざそんなこと日に頼まない、と。今回の成果は、米ドル基軸維持で日米が一致したということ。米国としては、ドルの権威維持に第二の経済大国日がいち早く協力してくれたことで、十分恩にきている。日にとっても、つまりドル安を容認しないということを米

  • 雑談②いつまでたっても慣れない総理番のお仕事:イザ!

    ■麻生政権の成立にともない、私の番記者生活がスタートしたが、正直いうと、4カ月たったいまもまだ、番記者の仕事になれない。耳慣れない用語や習慣なんかも多い。「経読み」「壁耳」って何?オフレコといっているのに書いていいの?官房長官らの「慎重に考慮します」「前向きに検討します」という発言はどういう意味? ■ちなみに「経読み」とは法案の趣旨説明。お経を聞いているのと同様、眠くなるから。「壁耳」というのは、クローズドの委員会などのとき、会議室のドアの隙間に耳をあてて、中の話を聞くこと、もしくはその内容。それって盗聴やん。それを記事にかいていいんですかぁ?→いいんだそうです。でも、それなら委員会室に盗聴器しかけたり、その外で集音機(探偵さんとかがつかっているやつ)で、声をとって記事書いてもいいってことにならないのか?これはダメだそうだ。では補聴器は?ガラスコップを扉に当てるのはいいのか?疑問はつのる。

    hidematu
    hidematu 2009/01/24
    Twitterやってる米国大統領とのギャップが大きすぎて気が遠くなる。。。
  • 総理番のお仕事⑥国籍法のゆくえ:イザ!

    ■国籍法改正問題の質問を総理ぶら(総理ぶら下がり取材)で出してほしいというご要望に応えようと、総理番記者としては努力しているのですが、きのうも質問できませんでした。すみません。首相はAPEC外遊中なので、次のチャンスは火曜日。 ■いいわけになりますが、総理ぶらの質問は、好き勝手にできません。限られた時間になにを質問するかは、その月の幹事社(月ごとに各社が交替でうけもつ世話役みたいなもの)に「こういう質問したい」と申し込んで、みなの意見を聞きながら、質問の順番を調整するのです。ちなみに、「国籍法」や「対馬問題」は各社から「産経ネタ」とよばれ、つまり産経新聞(読者)しか興味をもっていないテーマとみられています。質問は、みんなが聞きたいものから優先順位がきまっていくので、産経しか質問しないネタは後に回ります。たとえば20日の昼ぶらでは、①郵政株売却凍結問題②道路財源一般化の1兆円地方配分問題③2

    hidematu
    hidematu 2008/11/24
  • アンチCNNに紹介されました。なんか怖いな。:イザ!

    ■アンチCNNの掲示板で、「音楽政治学」を引用しつつ、私めのことがこんな風に紹介されていました。 ■産経新聞北京駐在〝記者〝、福島香織その人 ■福島香織、女の名前だが、当に存在するのか、男なのか、女なのか。その実おおきな疑問符である。 〝記者〟というが、書いているのは新聞記事ではなく、中国社会のすべての情報を収拾して利用し、日で反華宣伝を行っている。日の最右翼の産経新聞の電子版で専用欄は、反華専門店である。 ■こんどの中国チベットラサで発生した暴力事件で、この福島香織は当然、発情したメス犬のように、大喜びで積極的なこときわまりない。まず、「チベット暴動、五輪どころじゃない」の文章を発表し、ラサの友達から電話があったというウソをいって、中国の武力鎮圧を描写。当然つづいて、虚偽の内容の文章を次々発表し、チベット独立を支持し、中国を侮蔑した。 ■最近は、五輪聖火の海外リレーがお

  • 偏向報道と報道統制、どっちが罪深い?:イザ!

    ■前回エントリーで、中国の超有名サイトの「アンチCNN」の方からいただいたコメントは興味深かった。というのも、中国で突如燃え上がった「アンチCNN」世論、そしてこれに対して南方都市報論説委員の長平氏が4月3日に発表した「報道統制」に関する呼びかけの論評、それを受けての「長平は売国奴!」といった反論など、最近の一連の偏向報道と報道統制を巡るネット上の議論は、私のような〝偏向報道記者〝にはいろいろ深く考えさせられることがあったのだ。 ■ちなみにこの長平氏は12日、VOA(ボイス・オブ・アメリカ、米国営短波放送)から「報道の自由防衛賞」を贈られた。改めて南方日報集団はすごい、と思うよ。こういう記者がいるんだから、中国の報道と言論の未来は、やはりいい方向に進んでいると思う。 ■というわけで、今回のエントリーは、チベット問題とは少し距離を置いて、報道の質を考えてみよう。アンチCNNサイトと、長

  • 時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか。:イザ!

    ■チベット人女流作家、オーセルさんと先ほど、チャットした。彼女はこの事件で、うちひしがれている。たんなる、おしゃべりなので、このチャットの内容は非公開。今はそっとしてあげたい。ただ、彼女は自分のブログhttp://woeser.middle-way.net/については、ぜひ多くの人にみてほしい、というので紹介しよう。これは、中国からはアクセス禁止。 ■とくに「大事記」と題された今回の事件を時系列にまとめたものは、ぜひ読んでほしい。いかに今回の一連の事件が深刻、危機的なものかが分かるはずだ。この情報はオーセルさんだけでなく、チベット問題の平和解決を願う多くの人がありとあらゆるコネクション、チャネルを使って集めた情報が入っている。要は口コミである。しかし、当ブログは口コミ・ゴシップブログを標榜しているので、堂々とのせてしまう。今後の資料にもなるかもしれないので、全訳、紹介の許可をいただき、当

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    hidematu 2008/03/23
    チベット族居住区に入れない理由は「チベット族自治地域は安全ではない」から。/”オレの言うことが信用できないのか”と”是非、真実を見て欲しい”なら後者の言うことを信じる。
  • 情報統制を超えて漏れ聞こえるラサの悲鳴をきけ!:イザ!

    ■国内はYou Tubeも、BBCもアクセス禁止。ラサの電話は故障を装い、メールは届かない。一方で、中国CCTVは、抜き身の刀をさげた凶暴そうなチベット族の暴徒の姿をうつし、チベット族の無法を強調している。中国のネット世論は「チベット独立派を殲滅せよ!」「不要軟手(手加減などいらない!)」と雄叫びをあげ、鎮圧部隊は正義の味方扱いだ。見事な情報統制と世論誘導!さすが。 ■しかし、国際社会では北京五輪ボイコット要求拒否が主流。さすが!中国の外交力、そしてパブリック・ディプロマシー力。日も爪の垢でも煎じてのませてもらおう。 ■今回、中国はCCTVなどで、現地の暴動の映像を流したが、中国的にはこれが成功だった。隠蔽しなかった分、情報公開の透明性は前よりまし、と国際社会に思わせ、海外メディアも、この同じ映像使い、公式発表を中心に報道した。赤い衣のラマ僧が商店を破壊したり、チベット族の若者が中国

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    hidematu 2008/03/17
    今観ているテレビのワイドショーとはかけ離れた世界。
  • 情報統制の壁を越えて漏れ聞こえるラサの悲鳴を聞け!①:イザ!

    ■チベット民族蜂起49周年の3月10日にラサでおこった僧侶に対する公安、武装警察らの暴力以降、14日、ついに暴動に発展してしまいました。ラサが燃えています。 ■11日にセラ寺でおこった抗議デモは催涙弾で制圧されました。このあと、ジョカン、デプン、セラのラサ3大寺院は人民解放軍に包囲されていました。数千人規模のデモ隊と武装警察が衝突、警察の発砲して2人が死亡した、と自由アジア放送が報じました。セラ寺では、僧侶らが抗議のハンストを行って、当局の暴力に抗議しています。2人の僧侶が、抗議の意味で手首を切って重体。 ■今、ラサの友人とチャットしています。14日、街は中国系商店などが焼き討ちにあいました。この日の午後7時ごろ、娘熱路と2環路の交差点あたりで、衆人環視の中で3人のチベット族が撲殺されたそうです。誰に殺されたの?「そんな怖いこと聞かないで!私はここで生きていかねばならいの!」。パソコン

  • プンツォク・ワンギェル氏はかつてこういった…。:イザ!

    ■日に暮らす中国人の友人からメールがきた。日中文学の仕事をする彼女は著名チベット女流作家の唯色さんの親友だ。「彼女と電話で話ながら泣き崩れた」。私も。きのうはさすがに涙がでた。 ■青海省にくらす日人学者・阿部治平さんからもメールがきた。彼はチベット族の中にどっぷりはいり、チベット族革命家のプンツォク・ワンギェル氏の伝記を日人としては初めて書いた人だ。このについては、回を改めて紹介する。良書だよ。 ■その彼は、この騒乱(暴動)について、ダライ・ラマ14世とまったく関係ない、との見解だった。完全同意。デモの最中に「ダライ・ラマ万歳」と叫んだりする僧侶がいたという話しだが、「ダライ・ラマは最高位の活仏のことであり、南無阿弥陀仏!と叫ぶのと同じ」だそうで、この僧侶が特に過激な独立派だとは思えない。 ■「チベット独立!」というスローガンを掲げる僧侶もいたそうだが、彼らはむしろ、ダライ・

    hidematu
    hidematu 2008/03/16
    こういう記事はもっともっと評価されて良い。
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