【ニューヨーク共同】米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)が30日発表した2018年7~9月期決算は、純損益が228億800万ドル(約2兆5800億円)の赤字となり、前年同期の13億2400万ドルの黒字から赤字に転落した。 発電機需要の低迷で不振が続く電力事業に関連し、200億ドルを超える減損費用を計上したのが要因だ。売上高は前年同期比4%減の295億7300万ドルだった。 GEは17年10~12月期にも保険事業の評価損を計上したことなどで約1兆円の巨額赤字に陥った。今月1日に、フラナリー最高経営責任者(CEO)が退任するなど混乱が続いている。