シーラーズのテロ事件で、武装テロリストを奇襲する清掃員 イラン南部シーラーズにあるシャーチェラーグ聖廟がテロ組織ISISの因子に襲われたテロ事件で、公開された聖廟内の監視カメラの動画では、聖廟の清掃員が自己献身的な行動に出て自らの命を危険にさらし、武装したテロリストを奇襲することで、巡礼者への銃撃を阻止したことが判明しています。
西オーストラリア、パース近郊のロッキンガム市にある中・高一貫校「Kolbe Catholic College」(以下、コルベ)取材レポートの最終回だ。これまで、同校のDirector of Innovation、萩原伸郎氏へのインタビューを中心にお届けしてきたが、今回は実際に学校内を見学させてもらいながら見つけた、学舎の姿について紹介する。 教室と校内の姿が変わった コルベのキャンパスは日本の学校の姿とは異なる。1,100人を数える生徒は、時間割ごとに、緑あふれる中庭を取り囲むように配置された教科ごとの建物を回遊しながら日々の授業を受ける。数学や理科、英語、さらには演劇や音楽の授業を行うステージの建物などもある。 この中で、図書館のスペースを訪ねてみた。 萩原氏は、生徒のiPad化に伴って、図書館の本を電子貸本サービスへ移行し、オープンスペースを拡げたと説明する。生徒はiPadからいつでも
前回に引き続き、西オーストラリア、パース近郊のロッキンガム市にある中・高一貫校「Kolbe Catholic College」(以下、コルベ)を訪問し、同校のDirector of Innovation、萩原伸郎氏へのインタビューと学校見学取材のストーリーをご紹介する。 今回の中編では、iPadをどのようにして学校に導入し始めたか、そしてどのようにテクノロジーとの関係性を作っているか、という点について触れていこう。 先生のスイッチの入れ方 iPadを片手に、教室を動き回りながら授業を行う様子。各教室のディスプレイやプロジェクターにはApple TVがつながっており、教室内のどこからでも画面に教材を映し出すことができる。学校内で既に50台以上のApple TVが導入され、国などから導入された電子黒板などは使われていないという これは、導入やサポートの面でコストが比較的低いと見積もられ採用され
日本の教育機関でも、盛んにタブレットが導入されるようになった。テクノロジーを活用した教育は必須だが、これまでのように特別な教室でのみ利用していたパソコンではなく、教室の設備を変えずに生徒に1人1台端末を利用してもらえるようになるタブレットには期待が高まっている。 そこで、今回、オーストラリア西部の都市ロッキンガム市にある生徒数1,100人の中学・高校一貫校、Kolbe Catholic College(以下、コルベ)を訪問し、同校のiPadがある教育について取材を行った。コルベで教育のイノベーションを統括する日本人の教師、萩原伸郎氏が出迎えてくれた。 萩原氏に、コルベでのiPadやテクノロジー活用とその考え方について、実際の授業を見学しながら説明してもらったが、驚きの連続であった。前後半に分けて、コルベについて、紹介していきたい。 コルベとロッキンガム市 コルベ・カソリック・カレッジ。ロッ
我々の「学び」を取り巻く環境は、インターネットやモバイル技術と、そこで展開されるサービスによって大きく変化してきた。 顕著なのはアクセス可能な情報が圧倒的に増えたことだ。書籍や教科書の電子化のスピードを超えて、ウェブ上には論文や百科事典をはじめとする様々なリソースが存在するようになり、またニュースやブログなどの情報と検索エンジンによって、膨大な情報へのアクセスが可能になった。 またスマートフォンやタブレットのアプリについても見逃せない。iPhoneやiPad、Androidなどのスマートフォンやタブレット向けに充実するアプリは、幅広い年代に対して学習向けのコンテンツを提供するだけでなく、これらのデバイスを学びの道具に変えるアプリも充実する。 本連載では、こうしたテクノロジーを活用した大きな流れを見据えながら、今後の教育がどのように変わっていくのか、追いかけていこう。
中間テスト直前にもかかわらず、放課後の講堂に生徒が詰めかけていました。お目当ては、笑顔と共に姿を表した、EvernoteのCEOであるフィル・リービン氏です。 2014年5月26日、Evernoteと品川女子学院は、本学の高校2年生である205名の生徒を対象に、ビジネス向けとして提供されている『Evernote Business』を導入することを発表しました(PDF)。目的は、生徒と教師間での情報共有や授業での活用、Evernote上に保存・共有された学習計画や教育プログラムを利用した自習環境の構築です。 その導入を発表するイベントに際し、フィル・リービン氏が来日。生徒たちに向け、特別講演を行いました。内容は自らの成長過程、そしてEvernoteを育てていく中で得た「人生に役立つ3つの教訓」。起業マインドを持つ女性リーダーを育てることをテーマとしている品川女子学院にあって、その教訓は彼女た
タブレットデバイスの急速な普及は、子どもにどのようなリスクをもたらすのだろうか。それはゲーム機と同じようなものだろうか。 タブレットデバイスは急速に普及しつつあり、子どもがAngry BirdsやLearning Games For Kidsに魅了されてしまったとしても驚きではない。親が所有しているiPadなどのタブレットを子どもがすぐに独り占めするので、親たちはタブレットがもたらすリスクに気づきつつある。専門家は人を夢中にさせるこのガジェットが子どもとその精神に与える影響について必然的に研究を開始した。児童公衆衛生の専門家は、最近この非常に厄介な問題についての見方を共有し始めた。 Children's Technology Reviewの編集者、バックライトナー氏はタブレットデバイスは子どもたちが将来離れられなくなるガジェットだと述べる一方で、「電子メディアが幼児に与える影響――乳児向け
小学校でプログラミング必修に 使うツールは教師が選び、国はシェアを促進――フィンランドの教育現場の「責任と自由」 フィンランドの教育課程は幼稚園から小中高、大学まですべて無償。日本でも紹介されることが多いように、教育水準の高さは世界的にも有名だ。 経済協力開発機構(OECD)が世界65カ国の15歳を対象に行う国際学力テスト(PISA)の2012年の結果は、数学的リテラシーで12位、読解力で6位、科学的リテラシーで5位となった。相対的に見て悪い結果ではないが、特に理数系に関して「凋落」「低調気味」という論調も見られるという。 教育文化庁のエサ・スオミネン氏は「もちろんPISAの結果を上げることが目的ではないが、動向としては注視している。今の時代に必要な知識やスキルを想定してカリキュラムをアップデートしていきたい」と話す。 フィンランドでは、約10年に1度カリキュラム改正が行われており、201
文部科学省は「教育改革」の一環として、「六三制」の見直しを志向しているようです。発表されている資料などから浮かび上がるのは、俗に言う「小1プロブレム」や「中1プロブレム」というように、現在の学制が子どもの発達段階に合っていないという仮説に基づいて、次のような改訂を行うという方向性です。 一つは、6歳からの小学校進学を1年繰り上げて5歳から義務教育の小学校のシステムに乗せるということ、もう一つは思春期の到来の早まりに対応するために、現在の5年生以上は小学校から切り離し、場合によっては中学に進めるという考え方です。仮にそうなれば、「六三制」ではなく「五五制」になるわけです。 例えば、小学校入学の繰り上げをやらないで、中学進学だけを早めるのであれば「四五制」とかあるいは「五四制」などもあり得るということで、場合によっては地域事情によってバリエーションが出てきても良いという考えも出てきています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く