本連載は、GAFAに関するトピックを毎週1つないし複数採り上げながら、米国・シリコンバレーを中心とするIT事情を定点観測的にお伝えしていく。今回はアマゾンをとり上げる。2013年10月、アマゾンはネットで数学を教えるサービステンマークス(Ten Marks)を買収した。今後どのような展開をしていくのか。 教育とテクノロジーの組み合わせ アマゾンは、世界最大のオンライン書店から世界最大のEコマースサイトへと発展を遂げた。そしてキンドルで電子出版のプラットホームを構築し、音楽やアプリなど、すべてのデジタルコンテンツへと扱いを広げている。電子書籍に対して電子ペーパーの読書デバイス・キンドルを提供し、デジタルコンテンツ向けにはキンドル・ファイヤーをリリース。ベースとしているアンドロイドのタブレットの中でも大きな販売比率を占めるようになった。 そんなアマゾンが、今度は教育分野に取り組もうとしている。
![アマゾンの次なる狙いは「教育市場」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2541a11994e81713cf28e98299bef19eb093163/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F8%2F1200w%2Fimg_883daf29ec1de4531b1b322c0baa578d37957.jpg)