バチカンのサンピエトロ広場に集まったカトリック教徒ら(2015年11月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【11月3日 AFP】ローマ法王庁(バチカン)は2日、機密文書を盗んで漏えいした疑いで、スペイン人高位聖職者とソーシャルメディア専門家の計2人を逮捕したと発表した。バチカンでは同様のスキャンダルが3年前にも発生している。 逮捕されたのは、フランシスコ(Francis)法王がバチカン内の経済改革に関する諮問機関として設置した特別委員会の委員を務めていた聖職者のルシオ・アンヘル・バリェホ・バルダ(Lucio Angel Vallejo Balda)容疑者(54)と、同じく同委員の委員を務めていたソーシャルメディア専門家のフランチェスカ・シャウキ(Francesca Chaouqui)容疑者(33)。 2人の逮捕は、数か月にわたり続く「機密文書および情報の不正