社会全体の少子高齢化が進む中で、学校運営にも今までとは全く異なる視点やかじ取りが求められるようになってきた。地方を中心に定員割れも起きつつある一方で、ドラスティックに変革を行うことで、志願率や偏差値を飛躍的に高めることに成功した学校も存在する。そこではいったい何が起きているのか。これからの学校運営にはどのような視点・実践が必要なのか。岡山龍谷高等学校や武蔵野大学などの学校改革に関わり、アクティブ・ラーニングの実践的導入でも知られる学校法人淳和学園(岡山龍谷高等学校)専務理事の中村好孝氏にお話を伺った。 岡山龍谷高等学校 専務理事、学校法人武蔵野大学 理事長特別補佐 中村好孝氏 教育の本質を見いだし、子どもたちのやる気を引き出す ――中村先生は、岡山県笠岡市にある岡山龍谷高等学校で運営改革に取り組み、約5年間で志願者約5倍、偏差値+20以上へ上昇させた立役者として教育界で知られています。どの
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