EdTechZineオンラインセミナーは、ICTで変わりつつある教育のさまざまな課題や動向にフォーカスし、最新情報をお届けしているWebメディア「EdTechZine(エドテックジン)」が主催する読者向けイベントです。現場の最前線で活躍されているゲストの方をお招きし、日々の教育実践のヒントとなるような内容を、講演とディスカッションを通してお伝えしていきます。
大学におけるDXはコロナ禍で一気に加速し、オンライン授業は当たり前になり、働き方改革に向けて教務などでのDXも徐々に進められている。そんな中、東京女子大学のキャリア・センターでは、学生とのコミュニケーションにチャットボットを活用。2020年に新型コロナウイルス感染症の流行を受けて発案からわずか1週間ほどで導入し、現在も運用中だ。同大学のキャリア・センターで運営全般を担う村石隆造氏は「学生が大学に来られなくなっても、就活支援を止めることは許されなかった」と導入の背景を語る。この活用を支えるのは、チャットボットのシステムを提供する株式会社キャリアボットの代表で、同学のキャリアカウンセラーでもある岡崎浩二氏。両氏がけん引してきたチャットボット活用の裏側を伺い、大学のキャリアセンターにおけるDXのヒントを探った。 導入の決め手となった「学生の声」 ──東京女子大学のキャリア・センターでは、コロナ禍
同研究は、北海道大学 産学・地域協働推進機構 社会・地域創発本部の吉野正則特任教授を研究代表者とする「自分らしく生き、自分の意志で決定できる社会をつくる学びの北海道モデルの構築と展開」を研究題目としている。その基礎的素養として武蔵野美術大学の美術・デザインの学びを通して得られる力「創造的思考力」を展開、実装する仕組みを研究し、社会実装を目指す。 武蔵野美術大学は、2019年に新たな美大の学びとしてクリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダシップコースを開設し、社会実装の学びを実現する拠点として市ヶ谷キャンパスを整備してきた。同研究では、武蔵野美術大学が90年以上にわたる造形教育で得た教育資産に加えて、市ヶ谷キャンパスで行われた教育・研究活動をさらに広げ、対象を大学生・大学院生にとどまらない教育コンテンツを開発する。 アート思考プログラムアプローチとしては、武蔵野美術大
東日本大震災から新型コロナ危機へ──時代に沿ったDXを推進 ──まずは東北大学で「業務のDX推進プロジェクト・チーム」が誕生した経緯についてお聞かせいただけますか。 藤本氏(以下敬称略):なんと言っても、新型コロナウイルスの流行による「危機」が大きなきっかけでした。国立大学のカルチャーは長い歴史の中で築かれてきたものであって、そう簡単には変われるものではありませんが、コロナ危機を前に、有無を言わさず変わっていかざるを得ない状況となったのです。 そのような中、新型コロナ危機によって固定観念が変化した流れを踏まえ、その先にある新常態のもとでの社会変革を先導する新たな大学の姿を目指して、学生・教職員が、今まで以上に学業や教育・研究活動に専念できる場と、魅力ある職場環境の創出を目的として、業務のDX推進プロジェクト・チームが立ち上がりました。そして、緊急事態宣言下でも教育機関としての恒常性を保つた
オンラインでアクティブラーニングを行う3つの工夫 佐野氏は同志社大学の政策学部で、NGO・NPO論などの講義を行っている。本年度の春学期は、384名の履修生に対して大規模なオンライン授業を実施。SA・TAを含むチームで取り組み、さまざまなツールを使い分けるなどの工夫を凝らした結果、受講生授業満足度99%の成果を得たという。本セッションでは授業実践を紹介するとともに、どのようにして学生の満足度を上げていったかを解説した。 セッションを行った同志社大学政策学部の准教授の佐野淳也氏。 佐野氏はまず、「毎回学生に確認してもらっている」という「Zoom」を使ったオンライン授業での基本的なルールを紹介。授業中の質問はチャット機能を活用し、音声とビデオはオフにするなど、使い方はいたってシンプルだ。 Zoom授業時は、毎回基本的な操作方法もあわせて学生に説明を行ったという。 続いて、同志社大学で行った授業
社会全体の少子高齢化が進む中で、学校運営にも今までとは全く異なる視点やかじ取りが求められるようになってきた。地方を中心に定員割れも起きつつある一方で、ドラスティックに変革を行うことで、志願率や偏差値を飛躍的に高めることに成功した学校も存在する。そこではいったい何が起きているのか。これからの学校運営にはどのような視点・実践が必要なのか。岡山龍谷高等学校や武蔵野大学などの学校改革に関わり、アクティブ・ラーニングの実践的導入でも知られる学校法人淳和学園(岡山龍谷高等学校)専務理事の中村好孝氏にお話を伺った。 岡山龍谷高等学校 専務理事、学校法人武蔵野大学 理事長特別補佐 中村好孝氏 教育の本質を見いだし、子どもたちのやる気を引き出す ――中村先生は、岡山県笠岡市にある岡山龍谷高等学校で運営改革に取り組み、約5年間で志願者約5倍、偏差値+20以上へ上昇させた立役者として教育界で知られています。どの
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