■特集:キャンパスと大学選び 各地で大学キャンパスの移転・再編が相次ぐ背景には、少子化が進むなかでも志願者を獲得するため、通学の利便性の良い土地を求める「都心回帰」の流れがあります。しかし、それにとどまらず、移転に伴ってキャンパスを産学連携や地域連携(住民とともに地域の課題解決に取り組む活動)の拠点にしたり、地方創生の起爆剤となるように地域づくりの計画に組み込んだりと、大学と社会の関わり方にも変化がみられます。各大学の最新の動きを、専門家の解説を交えながら紹介します。(写真=都市の中心部に新設された神奈川大学みなとみらいキャンパス、神奈川大学提供) >> 「都心回帰」が相次ぐ大学 競争激化で問われる「キャンパスに通う価値」とは…?【前編】 キャンパスの「価値」に注目 大学が郊外にあるキャンパスから都市部のキャンパスへと移転することで、学生にとってはさまざまなメリットがあります。例えば、実家