研究成果、サイトで公開…信大など１３機関 : 長野 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）信州大学（松本市）や長野大学（上田市）、長野高専（長野市）など県内１３の教育機関が学術論文などの研究成果をデータベース化し、インターネットで無料公開するサイト「信州共同リポジトリ」を開設した。大学の紀要や学術雑誌などでしか読めなかった論文が誰でも閲覧できるようになり、事務局の信州大は「県民生活に重要なツールになる」としている。 「リポジトリ」はネット上の「電子書庫」を意味し、国内外の大学など研究機関がシステム整備を進めている。国内では、主に県単位で複数機関によるサイトが増えているという。 県内では、信州大が２０１０年から参加機関を募り、今春から運用を始めた。７月１３日現在で計１万５５３０件の論文を掲載し、研究分野も神学、歯科学、医学、看護学、工学など多種多様。利用者は分野や筆者名などのキーワードで必要な論文を探すことができる。新しい論文も順次追加される。 １９日に記者会見した笹本正治・信州
