経費精算/管理SaaSのコンカーは2019年4月19日、国内公共機関における経費管理プロセス改革を支援するため、同社のソリューションを利用した実証実験(POC)環境を、先着10団体に対して無償で提供することを発表した。請求書管理クラウド、経費精算/管理クラウド、出張管理クラウドを提供し、経費管理の効率化/ペーパーレス化推進を支援するもの。 同日の記者説明会ではコンカー代表取締役社長の三村真宗氏らが出席し、これまでの民間企業を中心としたビジネス展開に加えて、新たに公共機関向けビジネスも強化していく方針を示した。コンカーの試算によると、国内公共機関における経費管理のデジタル化と高度化を通じて「年間450億円相当の生産性向上」が可能になるという。
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