大阪大学の学内に4か所ある宿泊施設の予約システムが不正にアクセスされ、利用者4万3000人余りの個人情報が消えていたことが分かり、大学は情報が漏えいした可能性があるとして、今後の対応を検討しています。 大阪大学によりますと、今月1日、情報セキュリティー関連の依頼をしている外部の業者から、「不正アクセスを検知した」と連絡がありました。 大学が確認したところ、吹田と豊中の2つのキャンパスにあわせて4か所ある宿泊施設の予約システムに、平成29年4月からおよそ3年半の間に登録された4万3000人余りの氏名や電話番号などの個人情報が消えていたことが分かったということです。 宿泊施設は、学外からの学会や合同研究の参加者のほか、海外から訪れた研究員などが利用していて、大学は個人情報が漏えいした可能性があるとして、今後の対応を検討しています。 大学は、今の時点では、二次被害は確認されていないとしていますが