グローバル・スタートアップ・キャンパスの予定地。かつては防衛省防衛研究所だった=12月20日、東京都渋谷区(小野晋史撮影)世界に通用する日本発のスタートアップ(新興企業)を創出すべく、政府が東京都内に設置を決めた研究イノベーション拠点がある。「グローバル・スタートアップ・キャンパス(GSC)」と名付けられ、11月に成立した政府の今年度補正予算では581億円を計上。米マサチューセッツ工科大(MIT)との連携で米国流のノウハウを活用しながら、将来の日本経済を牽引(けんいん)するようなスタートアップが生まれ育つ環境づくりを目指す。 647億円の予算を確保スタートアップとは一般的に、革新的な技術で社会変革を目指す企業などを言う。GSCの目的は、社会に大きなインパクトを与えるような高度で先端的な研究成果を生み出し、スタートアップの創出から一定程度の成長まで持っていくことだ。キャンパスと名付けられても
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