教職員の海外校務出張をすべて手配 今後は他大学にもサービス提供を拡大 大谷氏 OTAの躍進や相次ぐ他業種からの参入などにより、業界環境の変化が進む現在の旅行業界。とはいえそのような状況でも、痒い所に手が届く高品質なサービスで利用者の信頼を勝ち取り、販売力を維持・拡大している旅行会社は多い。本誌ではそのような会社を「フルサービスエージェント(FSA)」と定義し、その力や役割を業界の内外に紹介すべく、今年からインタビュー記事の掲載を開始した(下記関連記事)。 第5回は早稲田大学のグループ会社として同大学の運営をさまざまな面で支援し、そのなかの「国際交流支援事業」において教職員の海外校務出張の手配を取り扱っている早稲田大学アカデミックソリューションを紹介する。代表取締役社長の大谷俊昭氏とマーケティング室の室長を務める江口俊之氏に、旅行業に関する取り組みや今後の成長戦略について聞いた。(聞き手:ト