IRの仕組みを構築しPDCAを回す [シリーズ]学習者中心の教学改革を推進する 特集は「学習者中心の教学改革を推進する」シリーズを展開している中で、今号は5Stepのうち、Step4の「IRの仕組みを構築しPDCAを回す」を特集する。まず、IRの組織のあり方について、九州大学 大学評価情報室の取り組みを展望としてご紹介し、次いで実際の教学IRの事例を3つ紹介する。1つめはIR事例としての分析が積み重なって改革を進めてきている大阪府立大学、2つめは入学段階から卒業まで学生管理とIRを組み合せたエンロール・マネジメントを推進する京都光華女子大学、3つめはIR活動に着手して学生中心の改革を進める甲南女子大学である。また、連載は、「高大接続の課題に迫る」シリーズとして、今号は事例紹介として金城大学医療健康学部を掲載している。 概説